目次
Thatの使用法とはどんなんだったっけ?
Thatは今まで従属接続詞=名詞としての役割(That S+V)
復習→こちら
そして関係詞の代わりになれるThat
復習→こちら
結果や目的を表すso~that,so that
今回は一番理解できそうで、
実は根本からわかっていない人が多い”that”の使い方をやっていきたいと思います。
それでは復習です!
Do you know that they don’t have any cars?
彼らが一台も車を持っていないことをあなたは知っている?
そうですね!
これは名詞の部分にthatS+Vを置いているんですね!
Do you know that they don’t have any cars?→SVOの疑問文ですね!
同格の”that”形容詞的な働き
それではこれはどうでしょうか?
Do you know the fact that they don’t have any cars?
↑一見、関係詞に見えますが、
確かに先行詞はあります(the fact)しかし名詞の穴は空いているでしょうか?
関係代名詞”which”や”who”の代用をするときは
絶対に名詞の穴ができないといけないのが関係代名詞のルールでしたね!
ないですね!?
関係副詞の”when”も先行詞が”時”のニュアンスの場合しか使えませんでしたしね。
じゃあ副詞?!
thatの副詞として使う際はso/suchなどが一緒に来ないと使えませんでしたね!
じゃあ何なんだ?
Thatの後ろに名詞の穴がないthat S+Vというのは名詞の役割をするときもあれば、
前にある名詞の説明をする形容詞としての働きもできるということなんです!
Thatの形容詞の役割なんです
Do you know the fact that they don’t have any cars?
あなたは彼らが車を一台も持っていない事実を知ってる?
このようになるわけですね!
関係詞のように前の名詞を説明するが、That S+Vの後ろの文に名詞の穴があかない、
しっかりとした文の構造をしている名詞+that S+Vを同格のThat=形容詞の働きという!
名詞+that S+Vを同格のThat=形容詞の働きイコールで考える
この同格の”that”は言ってみれば前にある名詞を=(イコール)で置き換えたようなもの。
なのでさっきの例文をもう一度見て見ましょう!
Do you know the fact that they don’t have any cars?
あなたは彼らが車を一台も持っていない事実を知ってる?
the fact (事実)=that they don’t have any cars(彼らが一台も車を持っていない。)
このように=イコールで表すことができるので”同格のthat”と呼ばれているのですね!
同格のThatの使用条件
安心してください!
この同格のthatには条件があり、使用条件が決まっています!
逆にいうと、いつでもこの形が作れるわけではないので注意!
何でもわからなくなったら”that”を使えばいいや!
なんてことは絶対にありませんよ!
Okay!じゃあこの同格の”that”の条件を説明しましょう!
同格の”that”=形容詞として名詞を説明する(名詞=That S+V)として使用する場合は
目には見えない”意識”とか”気持ち”、”考え”などこれらを抽象名詞っていうんだけど、
その時にはこの同格の”That”が使えるんだ!
もう一度同格の”that”とは?
Do you know the fact that they don’t have any cars?
あなたは彼らが車を一台も持っていない事実を知ってる?
the fact (事実)=that they don’t have any cars(彼らが一台も車を持っていない。)
↑このように名詞をthatS+Vの文でイコール関係を結びなおかつ関係詞と違って名詞の穴など空いたりしたい、完璧な文の形になっている(SVOやSVとかSVCなど)
じゃあ抽象名詞って?
awareness(自覚) belief(信念) chance(チャンス) condition(条件) convince(確信) decision(決心) demand(要求) evidence(証拠) feeling(気持ち) idea (アイディア) information(情報) knowledge(知識) news(報告) opinion(意見) possibility(可能性) report(報告) rumor(噂) saying(ことわざ) view(見解) suggestion (提案) statement(声明) kindness(親切)honesty(正直)bravery(勇気)
などなど!
後ろに同格の”That”が続く抽象名詞の一部です!
その後ろにはThat S+Vで形容詞として前の抽象名詞を説明することができます!
上で紹介した単語はあくまで一部ですので、しっかりと頭に入れておきましょう!
まとめ!
同格の”that”
抽象名詞+thatS+Vで
thatの後ろはしっかり文の形、名詞の穴が関係代名詞のように開くことはない!
イメージ的には(SがVするという+抽象名詞)という感じになる!
抽象名詞と後ろのthatS+Vがイコールの関係になる!
例
She believes in the idea that time is money
彼女は時は金なりという考えを信じている!
the idea(抽象名詞) = that time is money(that+SVC)
↑こんな感じで=イコール関係で、thatの方の文章も名詞に穴などないしっかりと文として成り立っています!
以上が同格の”that”でした!
今までは万能なのが”that”と勘違いしていた人も多いでしょうが、
“that”にも使用条件がしっかりとあるということ!
基本をしっかり学んでバイリンガルを目指しましょう!
“that”は基礎を覚えると本当に万能です!
皆さんもしっかりと空いている時間に基礎を学びましょう!
毎日英語!
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