実は避けていた?!冠詞について学ぼう!

冠詞のイメージをしっかりとキャッチ!

今回は、「冠詞」についてお伝えします!
「冠詞」と言われてぎくっとした方もいるのでは。。?
基本的な文章のところでさらっとお伝えしてますが、
冠詞に対して苦手意識を持っている方も少なからずいらっしゃると思います!
“a”がつくのか、 “the”がつくのか、もしくは何もつかないのか・・・?
基本的な冠詞の付け方についてお伝えしていきます。

名詞の分類??

冠詞をマスターする上では、名詞がかなり重要です!
まず何が大切かというと、名刺には「数えられるもの」と「数えられないもの」があるということです。
基本的には個数で数えられる名詞を可算名詞
個数ではなく量やスケール感など、数の概念とは関係のないものは
数えられない名詞を不可算名詞と呼びます。

数えられる名詞(可算名詞)

可算名詞の複数形
可算名詞を複数で表す場合→ “s” または “es” をつけます。
ただし、単語の末が “〜fe” “〜f” “〜ve” で終わる場合、 “〜f” を取って “〜ves” とします!

Example

leaf → leaves 「葉っぱ」  
wife → wives 「妻」
shelf → shelves 「棚」
knive → knives 「ナイフ」
などなど。

通常複数形で扱う物
通常2つでセットで使用するものは複数形を使い、単数形にはなりません!
例えば、、
メガネは glasses と表します!(1つのレンズではメガネは成り立たないので)
複数形でしかメガネの意味は成り立ちません。 

Example

scissors ハサミ / pajamas パジャマ / jeans ジーンズ
earrings イヤリング/shoes 靴 /gloves 手袋

ただし! 2つに分離できるものは、その1つ(片方)を表す場合単数で使うこともできます。

Finally, I found an earring under the bed!
「ついに片っぽのイヤリングを見つけた!!」

こういう風に言いたい時もありますね!?
2つに分けるものに関しては単数でも可能!
2つを1セットで言うのであれば複数で表してあげましょう!!

特殊な複数形
それ以外にも厄介なことに複数形には2つあります。

全く別の形になる

mouse → mice ネズミ 
tooth → teeth 「歯」 / foot → feet 「足」
man → men 「男性」 / woman → women 「女性」
child → children 「子供」 / person → people 「人」

数えられるが単数と複数が同じ形をしている

sheep ひつじ / fish 魚 / deer シカ 
*上記はどれも2匹以上でもsは不要!(1匹ではなく、群を1カタマリとして捉える感じです!)

例えば・・・
We saw a lot of sheep in New Zealand,
I have a sheep in my garden.

数えられない名詞(不可算名詞)

液体などの決まった形がないものが挙げられます!
こちらには複数形のsもつける必要はありません!いつでも単数での扱いとなります!
例)Water boils at 100℃
[ water 水] は数えられないので単数扱い!

Example

water 「水」 / information 「情報」
equipment 「機器、装備」 / news 「ニュース」
advice 「アドバイス」 / furniture 「家具」
knowledge 「知識」 / homework 「宿題」
work 仕事
などなど。

「抽象名詞」といわれるものは基本的には不可算名詞になります。
抽象名詞についてはこちら→That(形容詞的な働き)同格のThat

こういった名詞に複数形(sやesなど)をつけることはありません!

いったんまとめ

ここまでのことを踏まえて、これから名詞を使う場合は次のことを意識しましょう。

1.その名詞が数えられるか数えられないか
2.数えられるなら1つあるのか、複数あるのか
3.ある特定のものを指すのか、たくさん存在するうちの「ある1つ」または「いくつか」を指すのか

この[3]については注意が必要です!
a/anをつけるのかtheをつけるのか、、ここが運命の分かれ道です!

theっていつ使うの??

冠詞 “the” はその名詞について、話し手と聞き手に共通認識がある場合に使われます。
つまり、話を聞いてる全員がある特定のモノをピンポイントで想像できる場合にのみ使用OK!
“the” で大事なのは、そのモノを特定できるか否か!

特定されているもの

ここは、可算名詞も不可算名詞も同じく、お互いに共通で認識しているもの!
the=その。つまり、聞き手も特定して分かっている場合には “the” をつけましょう。
指示語としての this / that / those / these
所有を表す Minami’s / my / his
上記の単語で置き換えてもあまり違和感のない名詞に “the” がつけられます!

例えば、、
I have a pen. 「私ペンを1つ持っています。」
と話したとします。
この時はまだ聞き手はこのペンの存在を知らないので
ペンはまだたくさん存在するうちの1つです!
なので、不特定多数のうちの1つとして「a」をつけています。
ただ、今その話を聞いたからこそ聞き手も
特定された「そのペン」の存在について認識している状態になりましたね!

I have a pen. 「私ペンを一つ持っています。」
この時聞き手は初めて「私が持ってるそのペン」の存在を知りました!
The pen is so useful. 「そのペンはとても使いやすいです。」

特定の1つに絞れたら、そこで初めて「the」をつけてあげましょう!!!

特定されていないもの

可算名詞で単数  a/an
可算名詞で複数 複数形にする
=不特定多数のうちのどれでも良い1つもしくは2個以上!

不可算名詞 何もなし(someをつける場合もあり)
=そもそも数えられないので、1つに特定不可能なイメージ!

まとめ!

たくさん存在するうちの「ある1つ」→a/an
聞き手も特定して分かっているもの→the
このように冠詞を使い分けてあげましょう!!

そして、不可算名詞にはaがつくことはありえません。(数えることができないので!)
ただし、特定するtheをつけることは可能です!

そのモノを特定できたらこのtheをつけましょう。
そして冠詞自体そもそもいらない名詞についてよりコアな部分に触れていきます!!
一見簡単そうに見える「名詞」「冠詞」ですが
実は深く考えるほど少しマニアック!!
正しい文章を書くのであれば、この名詞や冠詞の使い方はマストで必要となってきます!!
ハテナだった部分をクリアにして、ネイティブのように英語を使えるようになりましょう!!
Have a good one 🙂