Both, either, neither の使い方
I like both cats and dogs.
こういった表現をどこかでみたことありませんか?
このcatsの前に入っている「both」
これを使うと「両方」という意味を文章にプラスすることが可能になります!
今回はこの “both” にプラス “either” “neither” それぞれの使い方を解説していきます。
コンテンツ
both = 「両方の」
先ほどの例文を見てみましょう!
I like both cats and dogs.
“both” は「両方」という意味をプラスできるので
「私は猫と犬の両方とも好きだ。」
このように、両方好きということを伝えることができます。
both A and B = AとBの両方
“both” は、上記ように “and” とセットで使われることが多いです。
他にも使い方はあるのですが、今回はこの使い方に注目していきます!
この “both A and B” はセットで「名詞」になることができます!
名詞とは・・・?おさらいはこちら↓
品詞とは何か?
名詞(品詞)基礎中の基礎に注目、そして代名詞!
Both Ayano and Daichi didn’t go to work.
「あやのとだいちの両方とも仕事に行かなかった。」
このように主語の位置に入れることができちゃいますね!!
そして実は “both A and B” のAとBに入れらるものは名詞だけではありません。
1.名詞と名詞
2.形容詞と形容詞
3.動詞と動詞
この3つが基本的に入ります!
(これは、等位接続詞「and」の使い方の際やりましたね!andは同じ品詞を繋ぐことができちゃいます!
andが不安な方はこちら→接続詞(等位接続詞と従属接続詞)conjunction
1.名詞と名詞
I talked to both the boss and my mother.
私はボスと私の母親の両方と話した。
2.形容詞と形容詞
Risa is both smart and beautiful.
リサは頭が良い上にきれいだ。
3.動詞と動詞
He can both play Ukulele and sing.
彼はウクレレを演奏することができるし、歌も歌える。
either = 「どちらか一方」
bothと同じように使い方は一緒です!
AとBのどちらかという意味を表せます!
そしてその時にセットで使う接続詞は “or” !
1.名詞と名詞
Either Ken or me must drive.
ケンか私のどちらかが車を運転しなければいけない。
2.形容詞と形容詞
He must be either angry or hungry.
彼は怒ってるかお腹が空いてるかに違いない。
(きっと彼が不機嫌そうだったんでしょうねw)
3.動詞と動詞
I will either go to LA or work in Japan as an English teacher next year.
私は来年LAに行くか、または英語教師として日本で働きます。
他にも使い方はあるのですが基本はこんな感じ!!
どちらか一方と強調したいときは “either” が使えます!
both と either の否定形
この2つの否定形には注意が必要です!
ここで問題です!
皆さんは下の文章をどのようにイメージしますか。
(1) I don’t like both dogs and cats.
(2) I don’t either dogs nor cats.
(1)を両方好きじゃない、とイメージされた方・・・惜しい!
実は(2)がどちらも好きじゃない、となるんです!!!!
“not” が “both / either” それぞれの意味も打ち消しているというのがポイント!
(1) I don’t like both dogs and cats.
私は犬と猫の両方が嫌いってわけじゃない。( = どっちかは嫌い)
(2) I don’t like either dogs or cats.
私は犬と猫のどちらか一方が嫌いってわけじゃない。( = どちらも嫌い)
といったイメージになるので注意!!
両方〜ないと言いたい時には “not either〜” を使いましょう!!
I can’t speak either Japanese or French.
私は日本語とフランス語どちらも話せない。
そしてこのeitherの否定形を言い換えることができるのが “neither” になるんです!
neither = 「どちらも〜ない」
先ほどの例文をもう一度見てみましょう!
I can’t speak either Japanese or French.
私は日本語とフランス語どちらも話せない。
「neither」はこれだけで「どちらも〜ない」といったニュアンスになるので
I can’t speak either Japanese or French.
→ I can speak neither Japanese nor French.
と言うことができます!!
ここで注意なのが
1.「neither」はこれだけで「どちらも〜 “ない” 」なので “not” は使いません!
2.「neither」とセットでおく接続詞は「nor」!
この2つです。
norってなんだ、、って思うかたもいると思いますが(別の記事でまた詳しく紹介します)
ひとまず、 “neither・nor” はセットで使うことが出来ると覚えちゃいましょう!
1.名詞と名詞
Neither Daichi nor Ken came to the party.
ダイチとケンのどちらもパーティに来なかった。
=Either Daichi or Ken didn’t come to the party.
2.形容詞と形容詞
She is neither stingy nor mean.
彼女はケチでも意地悪でもない。
=She is not either stingy or mean.
3.動詞と動詞
I want to neither do homework nor get out of bed.
私は宿題もしたくないし、ベットから出たくない。
=I don’t want to either do homework or get out of bed.
のようにeitherの否定形と同じように使うことができちゃいます!
今回は、「both」「either」「neither」のよく使う使い方についてお伝えしました!
なくてもいいけど、「両方」や「どちらか」を強調できるのがこの表現!!
早速自身の作る英文に表現を織り込んでみましょう!
Have a good one!!