To不定詞使い方便利!名詞、形容詞、副詞
動名詞とto不定詞の違いを別記事で紹介しました。
こちら↓復習どうぞ!To不定詞&動名詞~ing, to do~
さて、今回はこのto不定詞の使い方の応用編になります。
to不定詞のニュアンスとしては↓
・未来に起こりそうなこと
・抽象的なこと
・実際には起こっていないこと
など
そして今回は前置詞 “to” が前にあること意識してみよう!
“to” は→矢印みたいに目的に向かうイメージです。
“to” →→→→→→→→→→→→目的 ←こんな感じも頭に入れておきましょう!
名詞用法のおさらい
to不定詞の位置は主語の位置&目的語(O)と紹介しました。
これって実は名詞としての役割でした。
to不定詞は名詞以外にも、形容詞・副詞として使うことが可能なのです!
品詞がよくわからない方&復習したい方はこちら↓
品詞とは何か?
副詞(オマケ的要素)
今回、名詞としての役割は深くは見ていきません。
簡単に思い出しだけしていきましょう!
主語の位置
To plan new thing is good for our company
→抽象的な感じ!一般論!
どちらかというと未来に向かって”すること” 的なニュアンス
新しいプランを立てることは私たちの会社にとってはいいことですね!
目的語(O)の位置
I want to play soccer tomorrow!
→未来に起こりうる期待!(極端だが!)
明日サッカーがしたいです。
こんな感じでしたね!
それでは形容詞としての活用法を見ていきましょう!
形容詞として使う!
I don’t have time to talk to my girlfriend.
彼女と話す時間がない!一見「な〜んだ使ったことあるよ」って思いますよね!
そうなんです皆さんが何気なく使っているこれが形容詞的な不定詞なんです。
よく参考書には「〜すべき」と書かれていますが、
「〜すべき」は頭の片隅に置いておくだけにして
わざわざ日本語に訳さない方がわかりやすいですよ!
名詞とセットで形容詞として使う場合は、その名詞の説明だ!と思っていてください 🙂
“to” →→→→→→→→→→→→目的
先ほどの前置詞 “to” のイメージも頭に入れて見ていきましょう!
作り方は簡単です。名詞+to不定詞という形を作ってあげましょう。
I have many chance to talk to Ichiro in NY
私はイチローとNYで沢山お話しするチャンスが沢山ある。
こう考えてください!
名詞+to不定詞→これで直前の名詞とセットにして意味を理解しましょう。
chances ← to talk=話すチャンス
前置詞 “to” →→→→→→→→→→→→目的(イメージ)
ほかにも
She doesn’t have anything to sell her friends.
彼女はもう友達に売るものがない。
参考書では〜すべきと出てきますが、真に受けすぎず
あくまで “to” とは↓
“to” →→→→→→→→→→→→目的←こんな感じも頭に入れておきましょう!
anything ←to sell=売るものない
ではこちらはどうでしょうか?同じようにイメージしてみましょう!
I have time to hang out with my friends
私は友達と遊ぶ時間がある。
time ←to hang=遊ぶ時間
*hang out=遊ぶ
This is the best way to get to Tokyo!
これは東京へ行く最善の方法だ!
to get to Tokyoが直前の名詞(the way)の説明をしていますね!
the best way←to get to Tokyo=東京へ行く方法
わざわざ名詞+to不定詞を日本語で訳さない方がいいですね!
あくまでこの形容詞はto不定詞の直前の名詞を説明しているんですね!
“直前の名詞” の説明ですよ!
副詞として使う!
この副詞的な不定詞には2つの使い方があると覚えてください!
1つは「〜するため」と訳すような “目的”
2つ目は感情の理由!
目的 「〜するため」
まず1つ目のニュアンスは「目的」!
つまりは、「〜するため」と言いたい場合に “to 不定詞” を使っていきましょう。
I came to Canada to study English.
私は英語を勉強するためにカナダに来た
さっきの形容詞と似ている感じがしますが、これは実は動詞にかかっているのです。
難しいことはいいですが、これって“前置詞for” に似ていますね??
今まで使いたくなったことありませんか?
I came to Canada for studying English.など
これだと
(英語を勉強するために)カナダに来た。
to 不定詞でも、for〜でも考え方は合っています!
どっちでも意味は通じます。
しかも、2パターンあると考えると日常会話の際役立ちますし、表現の幅も増えるので良いことだらけです!
ただ、forだと若干周りくどいというか、間接的に聞こえてしまいかねません・・・。
同じ “〜ために” ですが
あえていうなら、あえてですよ!
副詞的 “to do” は実行あるのみという感じで、目的をかなりの確率で実行する感じ。
for はまだ少し目標感が抜けていないような感じ。
なので最終的に言いたいことは一緒!
ただ相手に伝わるニュアンスや、やる気度合いが若干差がありますので
これは使っていく中で実際に感じとってくださいね!あくまで感覚的な部分での話です!
I went to the party to see her
彼女に会うためにそのパーティに行った。
to不定詞にする方がシンプルで綺麗ですね!
さっきの形容詞との違いは〜のために来たとか〜のために行った
というような動詞にかかっているという点!
I go to the fitness gym to lose my weight
私は痩せるためにジムに行っている
こんな感じ!
掴んで来ましたね!
感情の理由 「〜して…」
では2つ目の使用方法!
これは直前の形容詞をもっと詳しく説明する形です。
感情などを表す形容詞+to不定詞の形
これを使うことでその感情が起きた理由を伝えることができるのです!
見て見ましょう!
I am really glad to see you
お会いできて光栄です!
形容詞+to不定詞ですね!
I’m sorry to bother you
あなたの邪魔してすみません!
形容詞+to不定詞
I’m relieved to hear that you broke up with your girlfriend last night
あなたが昨日彼女と別れたのを聞いてとてもホッとしています。
形容詞+to不定詞
まとめ
こんな感じで
to不定詞をマスターするとかなり表現の幅が広がるんだな、と
無限の可能性を感じてくれたと思います!
英語はコミュニケーションのツールです!
英文法にそこまで囚われることはしなくてもいいですが、
いつかもっと上のレベルにいきたいと思った際に
基礎がしっかりしていないとまた勉強し直さないといけなくなってしまいます。
一回理解してしまえばバイリンガルへの道もだいぶ近いです!
英文法を暗記するのではなくニュアンスで捉えましょう!
毎日英語!