前置詞を覚えて文をより豊かに! パート1

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はじめに


英語の品詞、基本の4つに加えて「前置詞」も実は品詞に含まれています。

役割として一概にお伝えすることは少し難しいのですが

たくさん使うことで、文章がどんどん豊かになっていきます!

どういうことかと言うと、

前置詞は副詞と強い関係を持っていて

<前置詞+名詞> はセットで<副詞 1個分>として扱うのです!


大事なのでもう一度言いますね。


<前置詞+名詞> イコール <副詞> です!


前置詞単体の捉え方としては、「場所」「時」「方向」「手段」「道具」「理由」などの

<副詞=情報>を付け足すためのコマンドです。



そして、もうひとつ前提として先にお伝えしたいのが、

前置詞の次には必ず【名詞】が来ます!


そして、意味として、前置詞は後ろにある名詞とセットで訳しましょう。


例えば、”to” 「〜へ」であれば


to school =「学校へ」


のように、必ずセットです!


名詞の次に前置詞の意味合いを付け加える感覚です。


では、ここからそれぞれの前置詞が

どんなニュアンスを持っているのかをご紹介していきます!

前置詞は情景をイメージすることでより意味を理解しやすくなりますよ 🙂

To


to = 到達する矢印 「〜へ / 〜に」

goやcome で何気なく使っている “to” は

きちんと目的地に到達する “矢印” をイメージしましょう!



I go to Do College.
私は Do College に行きます。


ここで使っている “to” は go する行き先のDo College に到達することを伝えています。


行く  (どこに?)→→[Do College]

ということですね!



I listen to music. 
私は音楽を聴きます。


listen という単語は「耳の意識をどこかに向ける」という意味を持っています。

なので、どこに?という目的地情報を付け足してあげましょう。

その時に登場するのが、目的地に到達できる “to” ということなのです。



For


 for = 方向を指している矢印 「〜のため」


“to” の矢印とは少し異なり、対象に到達してるわけではありません。


シンプルにその方向を向いているだけです!


行動や気持ちがその方向に向かって進んでいる、というイメージを持っておきましょう 🙂


I bought a present for you.
私はプレゼントを買いました、あなたのために。


これは、プレゼントを買ったということが、あなたに向けてですよ!

と言いたい、そしてそのプレゼントは買う時点ではあなたに到達していないので

方向をさす “for” を使ってあげています。



These classes are for children.
これらのクラスは子ども向けです。


At


at = 場所を指差す 「〜で / 〜に」



これは、”位置や場所” を指してるイメージです!

地図で場所を指定すると、旗が立ちますよね?あの感覚です。


言葉の中では、文字通り場所でももちろん使いますが

その他にも、時間、数値、分野、状況にも応用がききます。



Please look at the blackboard.
黒板を見てください。


これは “視線を向ける(見る)” という動作を黒板に焦点を当てて行ってほしいので
look at ~ というふうに使われます。



I will wake up at 6am tomorrow morning.
私は朝6時に起きるつもりです、明日。



On


on = くっついている  「〜に」



on は〜の上にというイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

しかし、実は(見た目は)「上」とは限りません!


何か、面や線にくっついていて、かつ、固定されている状態であれば “on”  が使えます!


プラス、日にちや曜日を表す際にも “on” が使われます 🙂



There is a picture on the wall.
そこには絵があります、壁に。


壁の上にというと少し違和感があるかもしれませんが

壁という面にくっついている、と考えるとどうでしょうか?

絵が掛けられている光景が浮かんできませんか?



Let’s go camping on Sunday!

キャンプに行きましょう、日曜日に!







お疲れ様でした!今回は以上です!


前置詞はまだまだありますので、また次の記事でまた新たにご紹介していきます 😉


このイメージをマスターすることで、

副詞=情報が盛りだくさんの長い文章を作りやすくなっていきます!


前置詞を使いこなして、言いたいことをたくさん伝えられるよう、

一緒に頑張りましょう!