比較表現(同じくらい)as~as
比較の表現はこれまでに
・比較級
I am taller than him
「私は彼よりも背が高い」
・最上級
I am the tallest in the class
「私はクラスの中で一番背が高い。」
比較の中では “〜より〜だ” とか “一番〜だ” という表現を学んできましたね!
復習はこちら↓
比較してみよう(比較表現)
最も〜(最上級)比較表現
比較表現(不規則変化)
比較表現more/most
今回は比較の中でも “同じくらい” を表す文法表現を見ていきましょう!
”同じくらい〜だ”という表現
「ジョンはケンと同じくらいかっこいい。」
この文章、どうやって作ったら良いでしょうか??
まず、比較表現をする時には必ず形容詞または副詞を使うということは覚えていますね??
今回も同様に形容詞または副詞に手を加えて文章を作りましょう!
“同じくらい〜” を表すキーワードは “as”!
step 1
asの後ろに形容詞または副詞を置く
step 2
比べたい対象の “人” “もの” の前には再び “as” を置く
すると・・・
John is as cool as Ken
という、 “同じくらい〜” と表せる文章の出来上がりです!
そして否定の場合
He isn’t as nice as Ken
「彼はケンほど優しくはない。」
と、否定だと “Xほど〜でない” となるので注意!
また否定の時は1つ目の “as” を “so” に変えてもOK!
He isn’t so nice as Ken. となります!
ここで注意!
as 形容詞/副詞 as 人
のようにas~asXのようには覚えないようにしましょう!
あくまで、
Toshi is as cool(as+形容詞または副詞) + as Ken(as +人)
という2つのパーツが並んでいるだけで、セットではありません!
従属接続詞としての as
2つ目の “as” は従属接続詞です。
従属接続詞→復習はこちら
言ってみれば、
Toshi is as cool as Ken is cool. なんです!
従属接続詞=(従属接続詞S+V)
しかし、内容が前後かぶる時は省略でしたね!
ここは比較級の時と同じです!→復習
そしてこの “同じ程度〜だ” の時は基本的に
後ろのasの文章に重複する形容詞/副詞はいれてはいけないんです!
Toshi is as cool as Ken is (cool)
こうしましょう!
プラス、be動詞も中途半端に残っているので消してしまって、代名詞だけ残せばOK!
↓
Toshi is as cool as Ken
as~as と 比較級(~er/more~)
使用方法が似ているこの2つ。
先ほど比較級と似ているとお話に出しましたが、少し比べて見ましょう!
比較級おさらいはこちら!→復習
She is more beautiful than Lisa.
「彼女はリサ(と比べて)より美しい」
She is as beautiful as Lisa.
「彼女はリサと(比べて)同じくらい美しい」
比較級の “than” は従属接続詞として使っていました!
今回も、比べる相手の前に置く “as” は従属接続詞です!
どちらも比べる対象は違うけど、「〜と比べ」と表すことができる従属接続詞です!
覚え方はこう↓
比較級は “than” で、同じくらい〜のときは “as”
何倍〜だと表す表現
次に、2倍大きいとか3倍〜だなど、倍の表現の仕方を見て見ましょう!
He is twice as old (as me)
「彼は私と比べて2倍の年齢だ!」
Tokyo is half as big (as Kanagawa)
「東京は神奈川の半分大きい(=半分の大きさです)」
このように
2倍=twice、半分(1/2)=halfとしてください。
as形容詞/副詞の前に~倍などを置いて〜倍〜だ!
と表現できますね!
倍数: 〜times
*2倍だけ特別!
2倍 twice
3倍 three times
4倍 four times
分数: 分子-分母(←third/fifthなどの序数)
*1/2と1/4だけ特別!
1/2 half
1/3 one-third
1/4 quater
1/5 one-fifth
そして、比較級にも”more”とか”er”の前に付け加えられるパーツが存在します。
それは、比較の形容詞や副詞の “程度” を強調したい場合です。
例文を見てみましょう!
Yoshi is much stronger (than Ken)
「よしは(ケンと比べて)ずっと強い!」
This experiment is a little more dangerous (than the one we did last week)
「この実験は(前回私たちがやったものに比べて)少しばかり危険だ」
more+形容詞/副詞の前に
much(ずっと) / even(いっそう)
a little(少し)/ by far(とても、はるかに)
などを入れると”程度”を強調することができます。
まとめ
程度を表す「同じくらい〜だ」の “as” は
(as 形容詞/副詞 + as 比べる対象)という形を作る
否定の場合は
He isn’t as nice as Ken
「彼はケンほど優しくはない。」 *〜ほど〜ないというニュアンスになる!
また否定の時は
He isn’t so nice as Ken
soを “as” の代わりに持ってきて “not so ~ as X” としても同じような意味になりましたね!
意味は違えども、比較級と形が似ているというのを覚えておきましょう!
毎日英語!