英語の時制の重要性!

皆さんは英語を勉強していて時制(どの形を)使ったら良いのか
考えすぎてしまって文章が上手く進まないことってないですか??
今回はそんな時制を理解してもらうために
ベーシックな所を ざっくりと・なるべく簡単 に説明したいと思います!

英語の時制に関しての大事なポイントは
“ 何 に重点をおいて話をするか”です。

未来のことなのか、日常的なことなのか、過去のことなのか・・・?

英語は日本語と違い
なんの話をしているかを細かく伝えないといけない言語” なんです!
その光景を相手が思い浮かべられるようにしてあげることが非常に大切です。
こういうことを意識しながら考えていき、
感覚を理解して実際に英作文にTRYしてみましょう!

 

現在形

ー日常の習慣・事実ー

現在だから今のことだ!と思っている皆さん、
ちょっと待ってください。単に今のこととは限りません!
現在形のイメージは日常的なルーティン(習慣)一般的なファクト(真実)です!

皆さんは毎日仕事や学校に行きますよね!
毎週の習い事があったり、定期的な恒例行事がある方もいらっしゃるでしょう。
もしくは毎日食べる朝食のことだったり
頻度はともあれ、習慣としてヨガに行く、掃除をする、英会話に行く。
自分の習慣なので、年1回あるかどうか・・・なことだって良いんです。
ピアノの発表会に何回も参加していたら、これは立派な習慣ですよね!

このように
今この瞬間にしている訳ではないけど
自分の習慣としてやってること

に対して現在形を使っていきます。


だから “I work” であったり “I go to school” となるんですね!
何気なく使っていた文章もよく考えてみると
今この瞬間にやってないじゃん!というものが多いのではないしょうか?

ルール!動詞は現在形!
原形とほぼ同じですが、
主語が三人称・単数の場合は(He / She / It など) 動詞+s(es) をつけます。

例えば・・・
I speak English.  — speak
She speaks English. — speaks

最初は忘れてしまいがちですが忘れ慣れてしまうと後々面倒なので
早い段階から染み付けておきましょう!

例をもっと見てみましょう!

I have breakfast every morning.
毎朝、朝食をとる。
毎朝朝食をルーティン(動作)としてとっているのが感じれます。

He plays baseball sometimes.
彼は野球を時々やる。
毎日ではないが1週間に1回、1月に1回や半年に1など、頻度はともあれ、
やるという事実、習慣が感じられるイメージ!

I go shopping. 
私はショッピングに行く
買い物は日常的にしますよね!事実、習慣が感じられるイメージ!
未来の形(willなど)にしなくても習慣的な買い物は特に未来にフォーカスする必要はないんです!

I work for the company.
私はその会社で働いています。
事実だし、日常的なルーティンで週5日働いている感じが出ていますね!

 

過去形

ー過去のある1点の出来事ー

過去形は読んで字のごとく過去の出来事、行なったこと。
1点の出来事なので、いつ・どこで等をオマケとしてつけてあげると
聞いている相手もイメージしやすいですよ!
例えば、last week / in July / on Sunday / at school / in Disneylandなど
より詳細なことを伝えてあげましょう!


ポイントは “その時点の過去の出来事の話ができる!ということ
昨日とか、二日前とか1年前、 友人となどなど!
なので現在完了形(have+過去分詞)とは違います!

ルール!動詞は過去形!
基本的には動詞+edですが、不規則変化も存在します!
不規則変化の動詞もしっかりと覚えておきましょう。
talk – talked
study – studied
go – went (不規則変化)
have – had (不規則変化)

例文を見てみましょう。

I had lunch with my friend yesterday!
私は昨日友人とランチを食べた!
・過去の出来事 + 副詞(with my friend = 友達と) + 副詞(yesterday = 昨日)
・過去の出来事の情報の詳細 “その時点過去の出来事の話”
“ランチを食べた” “友人と” ”昨日” ということを伝えたいのが伝わりますね!

I visited Canada 2 years ago.
私は2年前にカナダに訪れた。
・過去の出来事 + 副詞(2 years ago = 2年前)
・過去の出来事の情報の詳細”その時点の過去の出来事の話”
これは、“訪れた” ”カナダを” “2年前に”  ということを伝えたいんですね!

 

過去形は <<過去の出来事>> が核にありますので、それをしっかりと覚えておきましょう!
そして過去の出来事のどこにフォーカスして表現したいかによっても
時・場所・理由・方法など、副詞をつける事により
聞き手に分かりやすく話すことを心がけましょう!

 

 

未来形

ー未来への意志・予定ー
未来形は未来に起こる出来事、イベント、
日常的ではないサプライズや特殊な出来事の時に使ってみましょう!
未来の予定にフォーカスしたい時や用事を相手に教えたいときも使えます。
そして、現在形・過去形と大きく違う部分があります。
未来の表現は大きく分けて2通りある!という点です。

will (未来への宣言)

will は 助動詞と言われる分類の単語です。
これを使うことにより、
未来にあり得そうなこと・起こるかもしれないこと(意志や予測)
そして常識的に当たり前のことが表現できます。


未来への宣言というようなイメージを持っておきましょう!

意志・予測というニュアンスが背景にあるので
私たちは未来に対する “宣言” と捉えています。
宣言とか予測ってたまに実行されなかったり、ハズレたりしますよね??
同じように、ここで大切なのは
will の文章で言っていることは 100%確実なことではない!ということです。
「〜かも」「〜だろう」「〜つもり」というニュアンスで理解していきましょう。


ルール!パターンは < will + 動詞原形 >

文法事項として覚えておきたいのは
will の次は必ず 動詞の原形!ということです。
なので
「行くつもり」 → will go (×will goes / ×will going)
「買うつもり」→ will buy ~ (×will buys / ×will buying)
というように並べてあげましょう!

また、否定文の場合は
will + not + 動詞原形となります♩
「行かないつもり」→ will not go
「買わないつもり」→ will not buy

OKですか??
では例文を見てみましょう。

I will go shopping tomorrow morning.
「私は明日の朝買い物へ行く」
→未来の予定を相手に “明日の朝” 行くと伝えるイメージ!
もしかしたら、一緒に行きたい?って聞かれるかもしれないですね!
朝だけどって感じで・・・。


I will see my boyfriend tonight!
「私は今夜彼に会うの!」
→未来の宣言ですね!意志の強さを感じます!

どちらの文章も未来の出来事にフォーカスしているのがわかりますね!
現在形の日常的なことを表現というより、
これから起こりそうなことを伝えています!

be going to(未来の予定)


みなさん。
will = be going to
この2つはイコールだと教わったことがある方、いらっしゃいますか?
確かに似てるんですが、実はちょっとニュアンスが違うんです。

先ほどの will は<未来への宣言・意志>だったのに対し
be going to は<未来の予定>を表します。

つまりどういうことかと言うと、2つの間には確実性・現実味に違いがあります。
・will = 起こりそう= 確実性低い (80%)
・be going to = 予定 = ほぼ確実 (90%)
と言う違いがあります。

考え方というかニュアンスで捉えて欲しいですが、

I’m going to have a party tonight → 今夜パーティがある。

この文のI am going toにフォーカスすると、go = 行く  ですね!
これは自分自身や自分の気持ち&マインド

“未来の出来事” 向いている状態なんですよ!ということを表しているんです!
それが言えるので、未来の予定を表せる
ということに繋がっているのです!

“Will”と”be going to”の違いは?

willは未来の意志や宣言と言いましたよね?
そしてbe going to doは初めから決めている “予定” と言いました。

will 未来に起こる出来事、意志や予測、常識として当たり前な未来のこと

意志を持って、日常的にはないサプライズや特殊な出来事の時にも使ったとしても
100パーセント確実ではありませんよ!大体80%くらいなイメージです。
 

be going to do 元から決まっている予定やプラン

動作に対してマインドが進んでいる状態なので確実性としては95%!

では問題です!
以下の文章のニュアンスはどう違うでしょうか??

1. I will go to the party tonight

2.I’m gonna have a party tonight (gonna=going to)省略バージョン

 

どちらも今夜パーティに行くんだけど、

1.はあくまで意志。

2.は最初から心に決めている予定!

なのでいきなり誘われて
Can you come to our party tonight?
と”いきなり誘われた”予定になかった(知らなかった)パーティには
Yes. I will.” と答えるのが better! ← 元から行こうとは思っていなかったので!
“Yes I’m gonna go.” とか言ったら最初から待ってたと!?
変な感じになっちゃいますね・・・!

英語の時制は日本語とは違い
ニュアンスが勉強すればするほど、難しく感じてしまうかもしれませんが
日本語のように考えずに英語だからと
英語のニュアンスをキャッチするようにしましょう!
時制はこの先すごく大事になるポイントです!
しっかりとニュアンスを捉えましょう!

Have a nice day 🙂