上のレベルへ疑問詞の使い方応用編(間接疑問文)




疑問詞の応用編!間接疑問文!

前回は疑問詞を疑問文として使い方をやりましたね!
そして疑問詞には3つのタイプがあると紹介しました!

名詞の役割タイプ
形容詞の役割タイプ
副詞の役割タイプ

疑問詞というのは疑問文を作る際、疑問詞を文頭に持って行くというのがルールでしたね!
What do you want?”→「あなたは何が欲しいの?」
前回やった疑問詞の役割を踏まえた上で今回はやっていきますよ!
早速見てみましょう!


間接疑問文の形

ざっくりと結論からお伝えすると、以下のハイライトされている箇所がいわゆる間接疑問文の形です。

I know where you bought the book.
「私はどこであなたがその本を買ったかを知っている」

ポイント!
疑問詞+S主語+V動詞(+おまけ) という形を作りましょう!
この形が来たら、意味は「Sが <どこで/いつ/なぜ/何を> Vするのか」 とイメージしていきましょう!

I know (where did you buy the car)にしないこと!

この間接疑問文は「間接“疑問文”」と呼ばれていますが
実態は疑問文ではないのです!

前回までの疑問詞を使った疑問文の作り方では
Where did you buy the book (副詞の穴) ?
「どこでその本を買ったの?」 のように作っていましたね!

しかし間接疑問文は
I know where you bought the book.
「私はあなたがどこでその本を買ったかを知っている」

「どこで買ったの?」←疑問文
    対して
「私はその車をあなたがどこで買ったか知っている」←間接疑問文

どこで買ったかを知っているというところがポイント!


従属接続詞 “That名詞節” との違い

以前やった従属接続詞(That+S+V(+その他))に似ていますね!
従属接続詞の(That+S+V(+その他))と同じように
名詞の位置に入れられるが
しかし1つ違いはあります。
それは前置詞の後ろには(That+S+V(+その他))は入れることはできないのですが、
間接疑問文(疑問詞+S+V(+その他))は前置詞の後ろにも置くことができます!

間接疑問文を置ける位置

間接疑問文(疑問詞+S+V(+その他))は
独立して置くのではなく、文の一部として文章の中に入れていきましょう!!
さらに、この間接疑問文というパーツは “名詞” として扱います。
つまり、名詞が置ける位置なら基本的にはどこでも置いてOK!
名詞が置ける4つの位置 目的語(O)・補語(C)・主語(S)・前置詞の後ろ に入れて使っていきましょう。

名詞の位置は不安な方→以前やった記事”品詞とは?”

目的語(O)

She doesn’t know when her boyfriend bought the new PS4.
彼女は彼氏が “いつ新しいPS4を買ったのか” を知らない。


補語(C)

The question is why you ate my snacks.
問題は “なぜあなたが私のスナックを食べたってこと” です!


主語(S)

When you bought the PS4 is important.
いつあなたがそのPS4を買ったのか” が重要です

It is important when you bought the PS4.
形式主語の “It” を使う方法もあります。
以前も紹介しましたが、主語の部分を後ろに持ってくるんです。
“It” は形式的
(ネイティブは主語が長すぎる文をあんまり好まないみたいです)


前置詞の後ろ

従属接続詞(That+S+V〜)と間接疑問文(疑問詞+S+V〜)
は使い方がすごく似ていますが、実はちょっとだけ違います。
ポイントは “前置詞の後ろ” という位置!
従属接続詞(That+S+V〜)は前置詞の後ろには入れることはできません!
先ほど少し話に出しましたね?そうなんです!

しかし間接疑問文(疑問詞+S+V〜)は前置詞の後ろに続けることができます
*(in thatS+V)などの例外もあり。

We talked about where we should go next week.
「私たちは来週どこに行くべきかを話した」
前置詞の後ろにすっぽりですね!


ポイント

今回の間接疑問文のポイントは
・名詞一つ分として使える
・間接疑問文というのは文中にどこ、いつ、何をなどを含せるために使う
・置ける位置は従属接続詞that+S+V〜とほぼ一緒!
→違いは前置詞の後ろ!
従属接続詞(That+S+V(+その他))は置けませんが
間接疑問文(疑問詞+S+V(+その他))は前置詞の後ろにすっぽりこれる!

また間接疑問文名詞以外副詞の役割をするものもある!


“When”には注意を

先ほどは She doesn’t know (when her boyfriend bought the new PS4)
というように名詞(O)の位置や名詞が入る位置全般に入れていました。
しかし、この “When” という疑問詞には注意!

“When”副詞としても使うことができるのです!
その場合、「SがVする/したとき」というニュアンスになります。


When+S+V(+その他)を副詞の役割として使用する場合

I bought this PS4 when she was in Tokyo.
私はこのPS4を買った。彼女が東京にいた
→「私は彼女が東京にいた時このPS4を買ったんです」

副詞は文の詳細を伝えるためのおまけ的な要素でした!
副詞についてでやりましたね!
この “I bought this PS4 when she was in Tokyo.” は
後ろの when she was in Tokyo.なくても文は成り立ちますね

つまり、When+S+V〜というのは名詞としてだけではなく、
副詞として文をもっと詳しく説明するために付け加えているものです!

↓例文を見てみましょう。 I am going to eat this chocolates when my mom comes back!.
私はお母さんが帰ってきた時にこのチョコを食べよう!


また同じ要領で、“Where+S+V〜”も名詞と副詞の役割ができます。
副詞として置く位置はthereやhereやoutsideやhomeなどに入るところ!

We are going to have dinner where we had fresh sushi last week.
「私たち、先週新鮮な寿司を食べたところでディナーする予定!」

みなさん、特にリーディングやリスニングで“Where” “When” が出てきたときは気をつけましょう!

復習

間接疑問文は、名詞以外に副詞の役割(when/where)をする場合もありますので、覚えておきましょう!


間接疑問文を使った疑問文

間接疑問文を使った疑問文はこうです!
実は一言では言い難い!

あなたは昨日トシが何を勉強したか知っている?

1. Do you know what Toshi studied [名詞の穴] yesterday?

(何を勉強したか)にあたる部分間接疑問文になります。
疑問文としては知っている?←Do you know~?にしますよね!
What do you know he bought yesterday?にしたくなったりですが

↑これは間違い!

では “あなたは昨日彼が何を買ったと思いますか?”

2.What do you think he bought yesterday?
「あなたは昨日彼が何を買ったと思いますか?」
何が違うの?←聞いているポイントが違うのです!


1と2の疑問文の違い

1. Do you know what Toshi studied yesterday?
~知っているに対して

2. What do you think he bought yesterday?
何を買ったと思う?聞いているポイントが違うのです。

答え方が違うんです!
考えて見ましょう!


答え方が違う

1. の答え方は
Yes I do / No I don’t で問題無しですね!

2. の答え方は
I think he bought~というふうにYes/Noでは答えることができない質問・・・!
文頭に疑問詞がある質問はYes/Noで答えられない質問でしたね!
I think he bought a new car.
のように、具体的に何だと思うのか、伝えていきましょう!
*本来は I think that he bought a new car.” となりますが、That+S+V(+その他)従属接続詞のThatは省略可能です


1.Sがどこで、何を、いつなど Vするか知ってますか?聞きましたか?など、
Yes/Noで答えて欲しい時は[疑問詞+S+V〜]1セット

2. 具体的な内容を聞きたい時(~と思いますか?~と信じますか?~と言っていますか?)の時は
文頭に疑問詞を置いて、 これに+do you think (that) SV~?としてあげましょう!

例)
1. Do you know when we have Jim’s birthday party?
Jimの誕生日会をいつやるか知っていますか?

Do you know where we should go next week?
私たちが来週どこに行くか知っていますか?

Do you tell me what he said yesterday?
彼が昨日何と言ったか教えてくれます?

2. What do you think [that] he studied last night?
あなたは昨日彼が何を勉強したと思いますか?

What do you believe [that] it is made from?
あなたはそれが何からできていると思います[信じます]か?

What do you say we take in a movie?
一緒に映画をみに行かない?←私たちが英語見ることに(返事は)何ていう?ニュアンス的に!

1.はYes/Noで答えられるのに対して
2.は単純にYes/Noでは答えられない!
しっかりとした答え(考えなど)が求められる。

しっかりと質問をする際も答える際も何を聞いて何を聞きたいのかをはっきりと理解しましょう!
そしてそれぞれの品詞(パーツ)の入る位置をしっかり理解する!
いつも言ってますが、自動詞なのか他動詞なのか?等はっきりさせましょう!
辞書で調べる際はそこをチェック!