so (such) thatの復習
ここでは、受験英語などでよく耳にする「so that構文」をマスターしていきましょう!
so/thatをセットで使う文法は2つ存在します。
そして、そのどちらを使うのかで言いたい内容が大きく変わっていきます!
エッセイやスピーキングで言いたいことをしっかり言えるように、
また、リーディングの内容を正確に掴むため、どちらもしっかりと覚えておきましょう!!
so/thatを使った本格的な文章を見ていく前に、 “so”って何?というところから
一緒に学んでいきましょう!
コンテンツ
so(such)を理解するところから始めよう
まず “so” は「そのように!」という意味を持っています。
→ I think so! など使っていましたね!
似た感じでよく出てくる表現で “such” も見たことあるのではないでしょうか?
suchの場合は、「そのような」という意味になりますよ!
→ I don’t know such stories. みたいなイメージです
また、 “so” “such” ともに、それ以外にも「とても」とか「非常に」など
何かを強調するニュアンスでよく使われます!
今回見ていく、so that構文の1つは、その「とても」のニュアンスが含まれますので
覚えておいてくださいね♩
soで強調
The class was so boring.
「その授業はとってもつまらなかった。」
so+形容詞/副詞という形で形容詞や副詞を強調することができます!
so good(とても良い)
so fast(とても早い)
so boring(とてもつまらない)
など、so+形容詞/副詞という形です!
suchで強調
He released such good songs
彼はとてもいい曲をリリースした!
such+a (←冠詞:単数の場合)+形容詞+名詞という形を作ってあげて
[形容詞+名詞]を強調することが可能です!
such a good day(とても良い日)
such nice songs(とても素晴らしい曲)
such hot day(とても暑い日)
などsuch+a冠詞+形容詞+名詞という形です!
soもsuchも同じような意味なんですが、
形容詞や副詞のみを強調する(=状態や様子を強調)するのか
形容詞+名詞を強調するのかによって使い分けをしていきましょう!
形容詞もしくは副詞のみを強調 = so
名詞または形容詞+名詞セットで強調 = such
というような感じ!
so that構文とは
ここからが本題です!
so that構文には2種類あると先ほどお伝えしましたね?
何があるかというと・・・
1. 目的 「SがVするために・・・」
2. 結果 「・・・なのでSがVする」
の2種類です。それぞれ組み立て方が少し違いますので、
間違えないようにしっかりと見ていきましょう!
目的のso that
SV〜 so that SV〜
「SがVします、SがVするために」
のように、目的を表したい場合には “so that” セットにしたまま使いましょう!
I go to supermarket to buy some milk.
今まで目的は上記のように “to不定詞” でサラッと表していましたが、
主語を改めて表したい場合は、“so that” を使っていきましょう!
「私は毎日英語を勉強します、私が英語を上手に話すために。」
I study English every day so that I can speak English very well.
この目的の “so that” を使う場合は助動詞 “will” か “can” を入れるのが一般的!
先ほどの例文もよく見てみると “can” がありましたね!!
↓
I study English every day so that I can speak English very well
私は、英語がうまく話すことができるために毎日に英語を勉強している。
このようになるわけです!
注意!時制の一致!
so thatがついていないS+Vの方が過去の場合は
so that S+Vの方も時制を合わせてあげないといけません。
↓
I studied English everyday so that he could speak English very well.
私は、英語が話せるようになるために毎日英語を勉強した。
応用編:that省略/カンマのある場合
・that省略
I will keep checking the time so you won’t miss your favorite TV program.
私はあなたが好きなテレビ番組を見逃さないために時間をチェックし続けます!
関係詞thatでもそうだったように、今回のso thatの “that” も省略可能なんです!
また、今回のケースではso thatの後ろにwon’t=will notが入っています。
これは “SがVしないように” というニュアンスになります。
・カンマがある場合
そして今回の “目的を表す” so thatS+Vは、 “カンマ” がつくと違ったニュアンスになりますので注意!
一緒にチェックしましょう!
I bought a new car, so that my girlfriend were surprised
この場合は
私が新しい車を買った。それで(その結果)私の彼女は驚いた。
このように “, so that” の場合は、「その結果〜」と考えるようにしましょう!
so thatの前にカンマがない場合は“SがVするために、ように” と目的を表していると捉え、
それで違和感を感じたら、”結果” と捉えてみると考えやすいかもしれません!
in order thatに代替え可能
I will keep checking the time so(that) you won’t miss your favorite TV program
I will keep checking the time in order that you won’t miss your favorite TV program
と言い換えが可能です!
このin order thatはTOEICではおなじみの表現ですね!
これは実は今回のso thatS+Vとほぼ同じ意味ですので “in order that” は覚えておきましょう!
ちょっと硬い感じがin order thatです。
結果のso that
SV〜 so 形容詞/副詞 that SV〜
このso/thatのパターンでは、
「とても〜なので」という理由とその結果を1つの文章で表すことができます。
SV〜 so 形容詞/副詞 that SV〜.
「Sがとても〜なので、SがVする。」
The movie was so famous that a lot of people have watched it.
The class was so boring that we stoped taking the class
その授業はとてもつまらなかったので私たちはその授業を受けるのをやめた
My nephew grows up so fast that I can hardly believe it.
私の甥はとても早く成長するので、私はそれが信じられない。
(=甥っ子の成長が信じられないほど早い・・・!)
such〜 that SV〜
最初に見ておいた、 “so” と “such” の違いがここで重要になります!
形容詞もしくは副詞のみを強調 = so
名詞または形容詞+名詞セットで強調 = such
でしたね??文章にしてみるとこんな感じです。
↓
The movie was so interesting!
It was such a interesting movie!
so〜 thatの結果を表す文章でも、such〜 that にして同じように使うことが可能です!
They released such good songs that I respect them
彼らはとても良い曲をリリース(発売)したので、私は彼らを尊敬している
これらのようにとても〜ので、That SがVをしたというような
結果を詳しく説明するオマケ(副詞)としてthatを使用しましたね!
はい!ちょっとボリューミーでしたが、ここまでお疲れ様でした!!
so thatもややこしいですが、
慣れるとすごく表現の幅が広がるので、しっかりとニュアンスを身につけましょう!
今回はthatの色んな用法 so that編でした。
次回はどんな”That”がやってくるでしょうか!?
毎日英語!