分詞の用法を理解しよう!
分詞には現在分詞と過去分詞があることは別記事で紹介しましたね!
そしてそれらの使用によっては関係詞と似ているイメージがあることも紹介しました!
復習はこちら→分詞構文~現在分詞、過去分詞~関係詞との違い
そしてそもそも形容詞の使い方を知らないとこの分詞構文、関係詞も使いこなすことは出来ません!
是非復習しましょう!
現在分詞と過去分詞
現在分詞と過去分詞はどちらも形容詞の働きをしますのでしっかりと覚えておきましょう!
現在分詞は動詞〜ingという形で
能動的で、現在進行形の様に
”〜する”とか”している”などという意味を持たせることができる。
過去分詞は動詞〜edをつける形
または過去分詞の形(=”taken”など受け身の際や現在完了などで使うアレです!)で、
”〜された”、”〜される”と意味で前にある名詞を説明することができる(形容詞的な役割)
(受動的)
また分詞の形なのだが形容詞として一般的に使われているものもありましたね!
分詞ではなく形容詞として使われるもの
(例)”interesting”や“amazed”など
今日はこの分詞の使用法をもっと掘り下げていきたいと思います!
少し復習!
現在分詞は動詞~ingという形→能動的
”〜する”とか”している”などという意味を持たせることができる。
過去分詞は動詞〜edまたは過去分詞という形→受動的
または過去分詞の形(=”taken”など受け身の際や現在完了などで使うアレです!)で、
”〜された”、”〜される”と意味で前にある名詞を説明することができる
そして今から説明する用法を理解するには
文の基本的な作りを理解していないとわかりませんので
復習したい方はこちら→基本的な英文の構造(SとかVとかOとかって)
形容詞的用法
分詞は形容詞の働きをして、名詞を詳しく説明することができると別記事にて説明しましたが、
復習はこちら→分詞構文~現在分詞、過去分詞~関係詞との違い
↑はあくまで関係詞と分詞構文の違いにフォーカスしたので基礎的なところにはポイントを当てていなかったのです。
今回はもっと基本的なところにフォーカスしていきますね!
形容詞的な働きをさせるには
(分詞+名詞)にするか(名詞+分詞)の順のどちらかにしないといけない!
(分詞+名詞)の形
現在分詞を使った(分詞+名詞)の用法
Don’t wake up the sleeping dog!
寝ている犬を起こさないで!
このようにシンプルに
自動詞が~ingにする場合+副詞で説明を長々と入れない場合は前におきましょう!
*分詞を前に置いて後ろの名詞を説明する場合は自動詞~ingでシンプルな場合!
過去分詞を使った(分詞+名詞)の用法
過去分詞〜edや過去分詞の形を使う!
I bought a used car
私は中古車(使われた車)を買った
先ほどと同じ様に過去分詞~edや過去分詞の形を入れる場合+副詞で説明を長々と入れない場合は前におきましょう!
シンプルに名詞を形容する場合は前に置く!
(名詞+分詞)の形
これが実は別記事で紹介している関係詞と似ている形なのです!
復習はこちら→分詞構文~現在分詞、過去分詞~関係詞との違い
現在分詞を使った(名詞+分詞)用法
Don’t wake up the bog sleeping in the bed room
ベッドルームで寝ている犬を起こさないで!
最初に紹介した分詞+名詞の文と比べると
名詞+分詞の場合は説明するための形容詞の役割の語が長いですね!
次の文も見てみましょう!
The guy playing baseball is my friend
その野球をしている(状態)彼は私の友人です!
↑上もまた形容詞的役割をしている語が長いですね!
要は他動詞〜ingがつく場合など後ろに名詞が来ないといけないものは
長くなって何を説明しているのか分からないので関係詞の様に
こっちの(名詞+分詞)でしか表すことができないというわけですね!
過去分詞を使った分詞+名詞の形
This book read by Toshi is amazing
トシによって読まれた本は素晴らしい!
過去分詞は受動的ですね!”〜された”のイメージ
現在分詞同様、過去分詞も後ろに副詞など補足をする場合は名詞の後ろに入れてあげる!
SVC補語の位置に
文の基本的な構造でSVCというbe動詞の後ろに入れて主語を説明するこの形にも
当然使うことができます!
be動詞で使う形が俗にいう現在進行形と受動態なんです!
be動詞+動詞ingとかbe動詞+過去分詞とか暗記して覚えた人には
混乱を招いてしまいますが。。。
今回やったことを整理すると
動詞ing=現在分詞は元々形容詞的な役割を持っていますね!
”〜している”状態ですね!能動的
動詞edもしはtakenのように変化する過去分詞元々形容詞的な役割を持っていました。
“〜される”とい状態ですね!受動的
なので
俗にいう現在進行形!
He is studying English
He = studying English(分詞の形=形容詞用法)
彼は英語を勉強している(状態、様子です)=彼は勉強をしています!
SVOですね!
俗にいう受動態!
The pen is used by him
The pen= used by him(分詞の形=形容詞用法)
そのペンんは彼に使われいる(状態、様子です)=そのペンは彼に使われています。
SVOですね!
様子や状態を表すことができるのは形容詞でしたね!
これが分詞の考え方なのです!
復習がてら自制の復習をしよう!
英語の時制を理解しよう | 現在、過去、未来、現在進行形わかりやすく勉強!
そのほかにbe動詞以外に動詞(keepやleave、seemなど)に使うことも多い!
The movie is really moving→SVC
その映画はとても感動的です!
Yoshi kept laughing→SVC→動詞~ingで現在分詞の形
よしは笑い続けた
受動態復習はこちら→実は受動態は超簡単!!5分で理解!!
SVOCの形にも
動詞(keep, leave, seemなど)
そして知覚動詞(see, hear, feel など)
知覚表現の復習はこちら↓
My friend heard my name called→SVOC
私の友人が私の名前が呼ばれるのを聞いた
便利な表現!どの瞬間を〜する
Toshi saw the door close
トシはそのドアが閉まるの(最初から最後まで)をみた
Toshi saw the door closing
トシはそのドアが閉まるところ(動きにフォーカス)をみた
Toshi saw the door closed
トシはそのドアが閉まっている(施錠済み)ところをみた
この分詞構文の基本的な部分が理解できれば今まで意味がわからなかった
使役表現や知覚表現のちょっとしたニュアンスの違いをしっかり理解して表現できますので
(↓使役表現と知覚表現は別記事でしっかりと説明します↓)
分詞構文のこのニュアンスをしっかりと今回でキャッチしましょう!
まとめ
名詞を説明するための形容詞的な働きをさせるには
(分詞+名詞)にするか(名詞+分詞)の順のどちらかにしないといけない!
そして分詞構文には現在分詞と過去分詞が使用される
現在分詞は動詞〜ingという形で
能動的で、現在進行形の様に
”〜する”とか”している”などという意味を持たせることができる。
すでに上の意味を持った形容詞の役割のもの!
過去分詞は動詞〜edをつける形
または過去分詞の形(=”taken”など受け身の際や現在完了などで使うアレです!)で、
”〜された”、”〜される”と意味で前にある名詞を説明することができる(形容詞的な役割)
(受動的)
すでに上の意味を持った形容詞の役割のもの!
*また分詞の形なのだが形容詞として一般的に使われているものもありましたね!
分詞ではなく形容詞として使われるもの
(例)”interesting”や”amazed”など
(分詞+名詞)は
分詞が自動詞〜ingという形で他に長々と副詞などを付け加えないシンプルな語の時に使う!
(名詞+分詞)は
説明するための形容詞の役割の語が長い時、
他動詞〜ingの様に後ろに名詞などを入れたり、副詞などが入ってしまい、長々となってします場合は後ろに持っていき、まとめる!
補語の位置に入れることが可能!
SVCやSVOCなど!be動詞以外に動詞(keepやleave、seemなど)に使うことも多い!
知覚表現や使役表現の際に役に立つ!
どの瞬間をみたなどとその瞬間=場面をしっかりと表現することが可能!
形容詞の役割をしっかり理解すると幅が広がりますね!
しっかりとニュアンスをキャッチし、英語と日本語のバイリンガルを目指しましょう!