能動態と受動態の違い
受動態とか”受け身”とか呼ばれていますけど
いまいち”パッ”としないですよね!
でもこれを見れば大分理解のヘルプにはなるのではないかと思います。
まずは違いをみて行きましょう!
家でも英語の勉強ができるよう、
僕なりに英語の勉強方法をまとめてみました。
合わせてチェックしてみてください!
能動態とは
普通にみなさんが使っている形と考えていただいたらいいと思います。
こんな感じ↓
I have the pen
私はそのペンを持っています。
そうですね!
今まで色々やってきた基本的なやつ(SVOとか)です!
主語が”私”とか”あなた”とか”彼、彼女”、”彼ら”などの文を能動態と呼びます!
↓基本的な文の作りの復習はこちら↓
じゃあ受動態は?
能動態(SVOとか一般的な文)の主語が
”私”とか”あなた”とか”彼、彼女”、”彼ら”など
に対し
受動態は目的語などの位置に来ていた”名詞”が主語になることを言います!
では能動態と受動態の違いをみてみましょう!
能動態
I have the pen
私はそのペンを持っている
受動態
基本的なニュアンスは”〜されている”というようなイメージ!
能動態はSがVするという感じだったが受動態は〜がVされるという感じ!
The pen is had by me
!?
↑となるじゃないですか?
要はI have the pen→SVOのOを頭に持って来て”持たれている”としているのです!
なので訳のニュアンスとしては
”ペンは私に持たれている。”
受動態の使い方を更に勉強したい方は
基本的な形
能動態で言っていた目的の”もの”を主語にして
be動詞+過去分詞という形を作ってやります。
そして”〜によって”と付ける場合は”by”をつけてその後代名詞を入れましょう!
能動態
My girlfriend knows him→SVOという形
僕の彼女は彼を知っている。
受動態
He is known by my girlfriend
→上のSVOという形がO(=him)が主語になり彼女に知られていると受け身の形になった。
彼は僕の彼女に知られている。
少し気づいて来ましたね!
要はSVOのOの部分を主語に持って来て
その“O”を主に話す場合に用いられる形が受動態なのです!
もうぶっちゃけましょう!
受動態はズバリ他動詞に使います!
品詞の復習はこちら↓
そして文の構成のSVOやSVを理解していないとこの変換はできませんよね!?
文の構成の復習はこちら↓
いかに”自動詞”、”他動詞”が大事かってことですね!
ずっとうるさく言っているのはそういうことなのです!
SVO=I buy the carのように
I(主語S) buy(他動詞V)a car(名詞=目的語O)でしたね!
受動態はこのS主語とO名詞=目的語を入れ替えてしまおう!なのです!
The car(目的語O) is bought(他動詞の受動態の形V) by me=by代名詞(主語の部分S!)
*受動態の形=
be動詞+過去分詞という形、そして”〜によって”と付ける場合は”by”をつけて代名詞!
考え方としては
OVSっていうような形を作るイメージなのです!
The car is bought by me=I bought the car
その車は私に買われる=私はその車を買う
って同じじゃないですか?!
要はどこに話をフォーカスするのかで変わってくるのです!
英語は日本語のように聞き手が話し手を読む文化が少し弱く、
話し手が聞き手に納得させる文化です。
なのでどこの話=主語をはっきりさせないといけないので
能動態と受動態があるわけでございます!
なんで自動詞はダメなの?!
自動詞はSVという表現でしたね!
I(主語S) go(自動詞V) (to the station)→副詞
*(前置詞+名詞)は副詞→復習はこちら
自動詞というのは目的語=頼るものがなくても独立して意味を成せるんでしたね!
自動詞を使う文の形には目的語がありません!
なので受動態を作る条件の目的語Oを前にやることは不可能なのです!
そもそも受動態にするのは物や人が”~される”という様子や状態を表す時に
使用する物なので
自力で意味合いが成り立つ=自分で動作の話ができる自動詞には
受動態=SVCで表す必要が基本的にはないのです!
ごく稀な例外=自動詞プラス前置詞という例外
例えば
犬動く
A dog moves.
↑日本語で見ても英語で見ても犬って自力で動きますよね!?
わざわざ動かされなくても動きますよね!
こういう場合のケースは受動態で表現する必要はないということです!
例外を除いては(イディオム的に他動詞のような意味になるもの=前置詞の後ろにOが来るケース!)
能動態の自動詞
I wait for her→SV+副詞(前置詞+名詞)
私は彼女を待つ!
She is waited これはできませんね!
なぜなら自動詞には名詞=目的語はダイレクトに入れることができない!
目的語が自動詞にはないのです!!
他の例もみてみましょう!
その車は止まった!という文があると英語を勉強している方だと、
このように変換しそうな時も。。。
The car was stopped
受動態の形。
しかし”Stop”止まるは自動詞での活用もある!
なので
The car stopped!!
車は止まった!
自動詞とはわざわざ受動態にしなくても
なんども言いますよ!
その動詞自体に意味が独立してあるので受動態にする必要がないというかできないんですね!
しかし!自動詞には
ある前置詞をプラスして自動詞+前置詞の形で受動態に表せる特殊な形もあるのですが
それは別記事↓
Anyways、英語では基本自動詞は受動態にはなることができない!
受動態をもっと理解したい方必見!
能動態と受動態、基本的な使い方のお話をしてきました。
もっとコアな部分をお話していきますね!
動画でも解説しているように、過去分詞はもともと”~される”という
受身的な意味合いを持っています。
詳しくは
↑記事をチェックしてください。
その過去分詞(形容詞)に意味合いとして”〜される”受身的な意味がある。
これをSVCのC(補語の位置)にぶち込んであるのが受動態ですから!!w
基本的な英文の構造(SとかVとかOとかって)←SVCを復習!
She is beautiful
名 動詞 形容詞
S V C
This pen is used
名 動詞 形容詞
S V C
こんな感じですよ!
そして更なる詳しい使い方は
話が少し脱線してしまいましたが
ここの記事では基礎的なところを学びましょう!
まとめ
受動態とはSVOの他動詞を使うケースでO(の目的語=名詞)を重点的に話したい場合に
SVO→OVSのような形にする(イメージ)ことができる。
基本的な形は”be動詞+過去分詞という形”を作ってやります。
そして”〜によって”とS主語を後ろに付ける場合は”by”をつけてその後代名詞を入れましょう!
他動詞しか基本的に受動態に変えることができない!
He uses this laptop →彼はこのノートパソコンを使う。
彼はノートパソコンを使うことはできる!
This laptop is used by him→このノートパソコンは彼によって使われている。
ノートパソコンは自分で使うことができない(動作できない)
なのでこのケースでノートパソコンは使われるって様子や状態(SVC)
でしか表現できませんよね!
ここが重要!
また”彼女は殺された”などという場合に
殺した犯人(その誰か)を言及せずに表現する場合に便利!
受動態はby〜によってと誰かを言及しないでも表現できる!
She was killed →彼女は殺された。
能動態だとどうしても主語が必要なのでSomeoneなどを入れるしかない。
Someone killed her→誰かに彼女は殺された。
なんで?!SVOしかできないならOVSにしたら人いるでしょ!
と思いますよね!
僕のミスです!
思い出しましょう!
受動態の後ろのby 人とかって=前置詞+名詞=副詞=無くてもいい要素!
なので言及する際は絶対に入れましょう!
でもただ〜されているだけをいう場合は無くてもOK
なので
”このコンピューターはこの学校の中で使われている”だと
The computer is used in this school
誰にとかは言及されていませんね!by~あくまで”人”とかを表す際のもの!
Yoshi is known as smart guy in this town
よしはこの街で頭のいい男として知られている。
不特定多数なので”誰と”言及はできませんよね!なのでby 人はいりませんね!
こんな感じでわかってきたんではないでしょうか!?
受動態は他動詞だけですよ!
ごく稀な例外として自動詞プラス前置詞の特殊な例
O(目的語=名詞)が頭にきてbe動詞+過去分詞ですよ!
笑
簡単です!
難しく考える必要はありません。他動詞、自動詞をしっかり理解しましょう!
基礎がいかに大事かわかりましたね!
受動態の使い方を更に勉強したい方は
毎日空いている時間に英語を勉強
家でも英語の勉強ができるよう、
僕なりに英語の勉強方法をまとめてみました。
是非ともチェックしてみてください!