接続詞の基礎(等位接続詞と従属接続詞) | conjunction

接続詞の等位接続詞と従属接続詞の勉強!

 

英語作文とかスピーキングでも短い文になってしまい、
表現することも浅くなかなか上手く出来ないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんな悩みを解決してくれる手助けしてくれるであろう便利なツールを紹介!
まず英文と言うのは構成上、主語と動詞が1組だけだと決まっています。
どうしても一つの文に複数の主語や動詞を入れたい場合に使えるのが接続詞という品詞です!!
接続詞というのは大きく分けて2つ!

“等位接続詞” ”従属接続詞”

 

等位接続詞

これは”and” “but” “or” など、聞き覚えとか みなさんも何度も聞いたりみたりしたことのあるものではないでしょうか?
これらは等位接続詞と呼ばれ、 “対等な関係なら繋ぐことの出来る接続詞” です。

 

対等な関係を結ぶことができる

Mika(S) prepared(V) dinner and I(S) do(V) the dishes after
「みかが夕飯を用意したので、私はその後皿洗いをしました。」
このように、主語S+動詞V主語S+動詞V“等位接続詞” で繋ぐことができます!

形容詞と形容詞を繋いでみよう!
She is funny but smart.
「彼女は面白いけどスマート(賢い)です」

前置詞+名詞と前置詞+名詞
with you or without you
あなたと一緒でも、一緒ではなくても

等位接続詞 = “対等な関係”を繋ぐ接続詞”
主語S+動詞V と 主語S+動詞V
形容詞 と 形容詞
名詞 と 名詞
前置詞+名詞 と 前置詞+名詞
など、同じ形(パターン)の言葉を並べることができるのが等位接続詞!

 

従属接続詞

この”従属接続詞”はSとVを含む文の形を作って文章をもっと詳しく・長くしてくれます。
長文読解やみなさんが長いな〜と感じる英文に実はよく使われていますよ!
従属接続詞で使われるものの代表は

because / when / although / if / that

使い方は接続詞節<従属接続詞+S+V>を作り、
この<従属接続詞節>を名詞(=具体的な内容)や副詞(=おまけ)として置いてあげましょう。
これを使うことで、さらに詳しい情報を伝えることを可能にします

Example

副詞的な働き
・Because「SがVするので」
・when「SがVするとき」
・although「SがVするけれども」
・If「もしSがVするなら」
名詞的な働き
・that「SがVする(ということ)」

 

副詞的な働き

文頭か文末に入れることができますので例文でみてみましょう!
忘れちゃいけないのは、必ず<従属接続詞S+V>の形を作る!ということですよ!

 

Because(~なので)

Because it is raining, we can’t play soccer now.
「雨が降っているので、私たちはサッカーが出来ません。」

Because it(S) is(V) raining, we(S) can’t play(V) soccer now.
<Because it is raining,>←副詞的な役割(文頭) 
we can’t play soccer←メインの文

 

When (〜のとき)

When I was a student, I had visited Germany twice.
「私が学生だったとき、私はドイツを2回訪れました。」

<When I(S) was(V) a student,>←副詞的な役割(文頭)
I had visited Germany twice←メインの文

 

Although (〜だけれども)

He did his homework at night although he was very tired.
「彼とても疲れていたけれども、彼は夜に宿題をしました。」

He did his homework at night←メインの文
<although he(S) was(V) very tired>←副詞的な役割(文末)

If (もしも~なら)

I will go home if you are mad.
「もしあなたが怒っているのなら、私帰ります!」
I(S) will go(V) home ←メインの文
 <if you(S) are(V) mad)>←副詞の役割(文末)


副詞の役割は以前の記事でやりましたね!
副詞はメインの文にプラスアルファでもっと細かい情報を付け加えるんでしたね!
なので、副詞の役割をする接続詞節を付け加えることにより、 細かい情報伝えやすくなりますね!
繰り返しになりますが、今回大事なのは接続詞の後ろには必ずS+Vを作る!ということです!

 

名詞的な働き

That (〜ということ)

俗に言うThat構文ってやつですかね?!
まずこのThat+S+Vのキーポイントは
名詞の働きをして、具体的な内容を伝える!ということです。
そして、That+S+Vは名詞の位置(S主語・O目的語・C補語)に置いてあげましょう。

例えば、他動詞のThinkやKnowなどにthatが続くのを見たことがありますか?それです!
これ、なんでこうするかと言うと、That+S+Vを目的語(O)の位置に置いて、
思ってること・知ってることの内容をしっかりと伝えています

that+SVは具体的な内容とイメージしましょう!

 

Example_1

<目的語(O)の位置に置く!>
She didn’t know that Yoshi studied Spanish.

She(S) didn’t know(V) that Yoshi studied Spanish(O)
「彼女は “Yoshiがスペイン語を勉強していたこと” を知らなかった。」

 

Example_2

<補語(C)の位置に置く!>
The truth is that he stole my bag.

The truth(S) is(V) that he stole my bag(C)
「真実は “彼が私のカバンを盗んだ” ということです。」

 

Example_3

<主語(S)の位置に置く!>
That Jim got married is secret

That Jim got married(S) is(V) secret(C)
「 “ジムが結婚しているということ” は秘密です」

*この主語の位置に置いたThat+S+Vですが、この形(見た目)ではあまり使用しません。
その代わりに以下の形を使っていきます。
It is secret that Jim got married.
これを形式主語と言い、
形式上 “It” を主語に置いてthat+SVを文の最後に移動させます。
文の後ろに意味合い上の主語を置くという形です。
このケースは “that Jim got married” 本当の主語の意味ですね!

 

接続詞を理解すると表現の幅が広がり、もっと臨機応変に対応できると思います。
そして品詞の役割を理解していないと、 どこに何が入るのかわからないのでしっかりと理解しましょう!

Have a nice day 😉