whoとかwhich?That (関係詞の代用)

That関係詞について

 

That(関係詞)についてをじっくり見ていきたいと思います!
Thatの関係詞は他の関係詞と代替え可能な便利なアイテムなのです!
関係詞を理解していないとthatは危険なツールです
きちんとした英語で表現する際に恥ずかしい思いをしますので
今回は意味を見ていくよりも、文法的な使い方にフォーカスしていきましょう!


関係詞の復習

しっかりと復習↓

関係詞→こちら
関係代名詞→こちら
関係副詞→こちら
関係代名詞所有格whose→こちら
その他の関係詞(?)~What, Why, How~


以前は
関係代名詞は”who”と”which”と説明しました。
My brother who lives in Tokyo
The book which I read yesterday

名詞が “どんな?” 人やモノ、場所、時なのかを詳しく説明するために
who / which / where / when を使っていましたね!
まずは上記の作り方ができることがthatを使う上での大前提!
不安な方は進む前にしっかりと復習しておいてくださいね♩


That関係詞としての使い方

関係詞の表現に慣れてきた方は
先行詞によって “who” とか “which” を使い分けるのがちょっと面倒だなぁ・・・
と感じる方も多いのではないでしょうか?
・・・ちょっとめんどくさいですよね?

毎回考えて接着剤や記号のように関係詞を使うよりも他の方法はないかな?
と、考えられたのが“that”なのです


実は関係代名詞の”who” “which”は”that”に代用することも可能
これで毎回whoとwhichに悩む必要もなくなりますね!

中上級者向けKey Point

who / which vs. that
使い方は全く同じですが、背後にあるニュアンス(重要度)によって使い分けが必要です。

who / which
→補足情報を付け足すだけ!(ちなみに…といったイメージ)

that
→説明する先行詞がその説明が文の中で重要な場合に多く使われる傾向あり!

めんどくさいからと何でもかんでも “that” にしてしまうよりも、
この2つを使い分けて、より自然な英語にしていきましょう!


“who” からthatに

My brother who lives in Tokyo
My brother that lives in Tokyo
東京に住んでいる


“Which” からthatに

The book which I read yesterday
The book that I read yesterday
昨日私が読んだ

注意!前置詞の後ろはthat不可!

Thatは前置詞の後ろの名詞の意味を説明する際に
(前置詞+Which)のような形はできません!
例えば

「私たちが話したそのトピック」

The topic about which we talked →OK!
The topic about that we talked →NG

この場合は
The topic that we talked about
とすることは大丈夫です!
なぜならaboutを後ろにしておくことで名詞の穴が空いたから!
The topic that we talked about(名詞の穴)

(前置詞+That)という形は絶対にできないのでしっかりと覚えておきましょう!
基本的には”who”と”which”にしか代替えはできません!


関係副詞 “When” から “That” に置き換え

しかし “when” =時を表す関係副詞にはなぜか代替えは可能です
thatは “時” を表現し、名詞としても副詞にもなれる特殊な例として暗記してしまいましょう!

The day when I was born→関係副詞
The day that I was born→thatをwhenの代わりに


注意!他の関係副詞にはなれない

その他、関係副詞”Where”関係代名詞の所有格”whose”などには代用はできません!
しっかり覚えておきましょう!

ただし、whereの文章もwhich的に名詞の穴を開けているならthatにしてあげても大丈夫です。
I went to the city where you lived 5 years ago.

I went to the city that you lived in 5 years ago.
名詞の穴になっている場合はもちろんthatで代用可能です。(which の代わりとして)

省略してしまおう!

なら、That“who”とか”which”とか代替えが可能なら
いっその事いらないじゃんってなりますよね!?
なので省略してしまうのです!

The book which I read yesterday

The book that I read yesterday

The book I read yesterday
私が昨日読んだ本

しかし先行詞がS(主語)に当たる場合は省略することはできませんので注意!

The people who play baseball
The people that play baseball

省略してしまうとただの文になってしまうじゃないか!!

The people play baseball←だめ!!!

関係詞が主語の部分を関係させ説明する場合は省略は絶対に不可能です!
しっかりと覚えておきましょう!

The car I bought
私が買った車
この文は

The car which I bought
The car that I bought
なので省略可能なんですね!


何パターンも使いこなせることが上級者への第1歩!

次の場合↓何通りのパターンで表現できるでしょうか?
その私が住んでいるアパート

The apartment that I live in →That関係代名詞
The apartment which I live in →Which関係代名詞
The apartment in which I live→in which(前置詞+which)この形はthatはできない!
The apartment I live in→省略
The apartment where I live→関係副詞

5パターンも表すことができますね!

このようにしっかりと関係詞を理解して”that”がようやく使えるようになるんですね!
英語での日常の会話では”That”を使うことが大変多いです!
確かに便利ですが、この”That”は簡単なようですごく深いので、
しっかりと基本を身につけてから使うようにしましょう!

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