英語で比較してみよう!(比較級)

比較表現の “比較級” について学ぼう!

比較表現というのは日常生活でもよくつかますよね!
何かと人間は人と比べたくなるものです・・・!

ここでは、2つのものを比べて、どちらかの方が “より〜” と言いたい場合の表現を見ていきます。
2つを比べて優劣をつけるようなイメージです!


例えば、「彼女はMinamiよりも賢い!」
このように2つの人やモノの “程度” などを比べてどっちが上か下かを表現する方法も
もちろん英語に存在します!

まず忘れてはいけない、大事なポイントを先におさえましょう。
英語で程度を比べる単語は形容詞と副詞だけです!


比較級の作り方

英語で何かを比較をするときは 程度、つまり “形容詞と副詞” の形を変化させていきますよ

比較級の作り方 = 形容詞/副詞+er
この形を形容詞や副詞を入れたい部分に置いて、以下の日本語を英語にしてみましょう!

「彼女はMinamiよりも賢い

“賢い=smart” でしたね!

She is smarter than Minami.
「彼女はMinamiよりも賢い。」

このように形容詞または副詞に “er” をつけて
“〜の方がより・・・” とすることができるのです。
この形容詞/副詞にerをつけた形を比較級と呼んでいます

*erがつかない普通の形を原級と呼ぶことも頭のどこかに入れておきましょう!


比較級の時に使う “Than”

“than” は比較表現で “比べる対象も伝えるとき” に使います

She is smarter than Minami.←このように!
「彼女はMinamiよりも賢い。

比較級+than X → Xと比べて、より〜だ!
となるわけですね!

Thanは実は接続詞(従属接続詞)で本来は従属接続詞は
[従属接続詞+S+V]という形にするのが基本でしたね。
従属接続詞→復習はこちら

確かに考え方はこうなんです。 ↓
She is smarter than Minami is (smart).

ですが、thanの前後で内容が重なってしまうので、
比較級の場合にthanを使用する際は省略してしますことが決まりになっているんです!

She is smarter than Minami is smart. ←重複している内容は省略!
英語では繰り返しになる表現は省略してしまうことがとても多いです!
なので、今回もthanの後ろに同じ内容は置きません

じゃあ、She is smarter than Minami is.・・・・?
なんだか中途半端な感じがしますね・・・? 実は動詞(今回はis) も “than” の前後で同じなので省略OK!

She is smarter than Minami.
はい!これでスッキリしましたね!


注意! “Than” の後ろの人称代名詞

そしてもう一つ注意があります!
上記のように “than” の後ろの内容を省略したら代名詞を使った主語しか残らない場合。
例えば、Minamiは[彼女/彼/私/彼ら/私たち]と比べて背が高いというふうになる場合。
Minami is taller than she / he / I / they / we.

このような場合には
Minami is taller than her / him / me / them / us.
のように、「〜を・〜に」で普段使っている、人称代名詞の目的格を使ってあげないといけません!

考え方とすれば “than” には接続詞としての意味と前置詞としても使えると考えてもいいでしょう!

なので、人と〜を比べるなどの表現の際は

Minami is taller than her←sheからher(目的格)の人称代名詞にしてあげてくださいね!


人称代名詞の目的格 目的格の人称代名詞


どっちが大きい?比較級を使って疑問文

何となく”どっちが大きいの?”って言いたいとき、
Which is big?←こんな感じで聞きたくなりますよね?
日本ではこれでもいけそうな気がしますが、英語では比較表現を使っていきましょう!!

「どっちが大きいの?」
Which is bigger?
↑が正解になります!

Which is smaller, my cake or your cake(yours)?
私のケーキとあなたのケーキどちらが小さいですか?

Which is bigger, my house or his house?
私の家と彼の家どちらが大きいですか?

比べるものは等位接続詞のorを使って表します。
“or” の後ろに比べたいものを置くことをお忘れなく!

等位接続詞こちら


そして、比べたいもの は “which” の後ろに置いてあげてもOK!
例えば、which color や which book のような形です。
Which car is faster, a Ferrari or Lamborghini?
どっちの車が早いの、フェラーリとランボルギーニ?

思い出してみると、これは疑問詞の形容詞としての活用法ですね!
(おさらいはこちら→疑問詞の役割)
Which+名詞←どちらの〜的な表現ができるんですね!
こっちの表現だと、“どちらの〜” が “・・・なの?” と最初に詳しく説明できますね!

Which cake is bigger, mine or yours?→私のかあなたのかどっちのケーキの方が大きい?
Which is bigger, my cake or your cake?→私のケーキかあなたのケーキどっちが大きい?

少しだけニュアンスが変わりますね!
しかし聞いていることは変わらないので特にきにすることはないですね!
ニュアンスを捉えていただき、表現は必ずしも一つではないということを頭に入れておいてくださいね!

それでは今回は比較表現”er”がつく比較級でした!

毎日英語!
基本をしっかり学びバイリンガルを目指しましょう!
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