分詞構文(副詞的役割)のイメージをキャッチ




分詞構文の副詞的な用法!

この分詞構文というものは、どんな時に使うのでしょうか・・・?
今からイメージをキャッチしていきましょう!

まず初めに、分詞構文に進むためには従属接続詞節がしっかりと使えていることがマスト!
なぜなら、これは従属接続詞節の応用編の位置付けになるからです。
従属接続詞ってなんだっけ??という方は、おさらい&文章をスムーズに作る練習から始めましょう。

復習はこちら↓
従属接続詞(副詞節)

分詞とは・・・?
・現在分詞 = 動詞+ingの形
・過去分詞 = 動詞+edの形、もしくは過去分詞としてオリジナルの形があるものは、それ!(takenなど)

今までは(現在分詞という用語は置いておくとして)ing形は名詞や形容詞、
そして、過去分詞は形容詞として使ってきましたね!
この現在分詞・過去分詞は変幻自在で、色んな役割を持つことができます。
今回の分詞構文では副詞として、つまり文章におまけ情報を付け加えるコマンドとして働きます!

おさらい: “形容詞として使う分詞” の復習↓(今回の使い方とは異なります!)
分詞の用法を理解しよう!(形容詞)
分詞構文~現在分詞、過去分詞~関係詞との違い

分詞構文とは?

結論からお伝えるすると、
“分詞構文 = 接続詞の省略” です!
接続詞のある文って、長いですよね??
その長さを少しでも減らすためにこの省略の方法を使うことができます。
ただし、省略をするためにはいくつかの条件をクリアする必要があるので、
しっかりと頭に入れておきましょう!

条件①:主節と副詞節を持っている( = 従属接続詞を使っている)
条件②:主節・副詞節の主語が同じ
条件③:主節・副詞節の時制が同じ

例えばこんな文章です。

Because I bought nice blueberries, I made a blueberry jam.
「私は良いブルーベリーを買ったので、ブルーベリージャムを作った」

条件を確認していきましょう!

①接続詞: “Because” を使った接続詞節を持っていますね!クリア!
②主語:どちらも “I” が主語ですね!クリア!
③時制:bought / made どちらも過去形ですね!クリア!

はい!ということで条件を全てクリアした文章でしたので、
これは見事、分詞構文(省略)対象の文章になれました!!

では、ここからどうやって省略していくのかを実際に見ていきましょう!
キーワードは “分詞” です!
文章のパーツによっていくつかバリエーションがあるのですが、
基本としてしっかり押さえておきたいのは、
接続詞+主語を削除&動詞を分詞(-ing/過去分詞)に変える!です。

能動的な文の場合

When I visited Las Vegas, I went to many casinos
私がラスベガスに訪れた時に、私はたくさんのカジノに行った。

↑時制は合っていますね!ラスベガスに行った時に沢山のカジノに行った

考え方はこう!

ステップ1 : まずは接続詞を消す

 When I visited Las Vegas, I went to many casinos.

ステップ2 : 従属接続詞節の主語をとる(主節の主語を残す)

 When I visited Las Vegas, I went to many casinos.

ステップ3 : 残った動詞 “visited” を現在分詞の形にする!
 Visiting Las Vegas, I went to many casinos.

↑この文章はあくまでも条件が揃っている時に限る!ということを忘れずに!

2つの事柄が “同時に” 起こる場合

ある1つのことが起こっている時に、別のことが同時に起こっている場合にも分詞構文を使うことが可能!
この場合も
主語が同一 であり 時制が一緒
なので分詞構文が使えるんですね!

しかし先ほど紹介した例と違うところは、

“while”を残すところです!

“while”や”when”では、〜をしている最中(間に)起きたこと
つまり同時に起きた2つのことを表したいので、
“while”や”when”を残すことでその”2つ同時に起きたこと”を強調していきます!

意味の曖昧さをなくすようなイメージ!

Ken fell asleep while he was watching the movie.
彼がその英語を見ている最中(間)に眠りについてしまった。

これにも分詞構文を使って省略ができます!

Ken fell asleep while watching the movie.
この様にスッキリ!

受動態(受け身)の場合

受動態(受け身形)の時もこの考えは変わりません!

Since I was asked to play baseball, I joined the baseball team.
野球をすることを誘われたので、私はそのチームに入った

ステップ1:接続詞を取る!
 Since I was asked to play baseball, I joined the baseball team.

ステップ2:主節の主語は残して、従属接続詞節の主語を取る!
 Since I was asked to play baseball, I joined the baseball team.

ステップ3:先頭に出た動詞を現在分詞(=ing)の形にする!
今回はbe動詞(was)が動詞ですよ!
 Being asked to play baseball, I joined the baseball team.

ここまでは先ほどと何も変わりませんね!
そしてこのBeing+過去分詞の形の場合、Beingが省略できます!
省略すると過去分詞が残りますね??そのまま過去分詞から始めてあげましょう!

Asked to play baseball, I joined the baseball team.
↑省略するとこんな形!

否定文を使う分詞構文!

分詞構文の否定形の形の場合はシンプルに文頭に”Not”をつける!

能動態=現在分詞の形

Because I don’t like Ken, I always ignore him.
私はケンが好きではないので、いつも彼を無視しています

考え方は先ほど紹介した能動態の形と同じ!

Not liking Ken, I always ignore him

受動態(受け身)=過去分詞の形

Since I was not invited to his birthday party, I stayed home.
私は彼の誕生日パーティに招待されなかったので、家にいた。

これも先ほどの受動的(受け身の形)の考え方と同じ!
シンプルに文頭に”Not”をつける!
Not invited to his birthday party, I stayed home.

*あくまで時制が同じ時にこの形が可能です!

じゃあ時制が違う時はどうしたらいいの?

Q : 時制が違って主節と副詞の従属接続詞の主語が一緒の時は省略できないの?
素朴な質問ですね!

A : できます!

先ほどの条件は “基本” の条件なので、その裏には例外が存在します。
しかし、しっかりと英語の時制を理解していないと難しいので、
時制が不安な方は先に復習!↓
英語の時制を理解しよう | 現在、過去、未来、現在進行形わかりやすく勉強!
現在完了形(時制)ある地点から今も〜

時差を表すことのできる分詞構文!

2つの節が起こっていることに時差がある場合は時間のズレを表すために
“having+過去分詞 = “完了形” という形にします!

シンプルな完了形であれば “have(had) + 過去分詞” ですが、
分詞構文の場合は最初の単語(動詞)を “ing形” にしないといけないので、
この場合は “Have” に ing をつけて “Having” としてあげましょう!

例えば従属接続詞 “after” を使う場合・・・
能動態の文章の場合は動詞を “Having+過去分詞” の形にしましょう!

After Toshi finished his class, he left school.
トシは授業が終わった後、学校から出た

時制を考えるとまずは、授業が終わりましたね、そしてその後学校を離れたんですね!
過去→→授業(finished his class)→→→学校を離れた(left school)→→→現在→→→

このように時差がある場合はこう言い換えることが可能です!

Having finished his class, he left school.

受動態(受け身の形)の場合

〜される場合は “Having + been+過去分詞” にしましょう!
完了形の受け身と同じですね!

Since This pen had been used by Yoshi so much, the pen broke.
そのペンはヨシに沢山使われた為、壊れた

過去→→This pen had been used →→→the pen broke→→→現在→→→
2つの節で時制が違うのでこうなります↓

Having been used by Yoshi so much, the pen broke.

時制がずれている場合の否定形

これもシンプルに上記の作り方プラス、先頭に “NOT” をつけてあげるだけ!

Ken had not studied English hard, so he didn’t pass the exam.
ケンは全然英語を勉強してこなかったので、その試験を突破できなかった。

能動態なのでこのような形です↓

Not having studied English hard, so he didn’t pass the exam.

分詞構文の訳し方のイメージは?

2つ同時に同じタイミングで起こった時の場合に使用する “while” と “when” に関しては
接続詞は省略せずに曖昧さをなくすと先ほどお話に出しましたが、
そのほかのものはどうでしょうか?
接続詞を省略してしまうので訳すと難しく感じますね・・・!
しかしながら、この場合はこの接続詞!とヒントになるパーツは基本ありません。
なので、文脈や流れからどのニュアンスが一番しっくりくるか、ある程度推測することが必要です!

あくまでイメージ程度ですが、参考に書いておきます。
イメージを掴むためには従属接続詞を理解しないといけません!

従属接続詞(副詞節)
従属接続詞(副詞)パート2
しっかり復習しましょう!

従属接続詞のニュアンスによって変わってくるので、文から意味を捉えられる様にイメージをキャッチしましょう!

理由(becauseなど) “〜なので”
時(whenなど) “〜の時”
条件(ifなど) “〜ならば”
譲歩(thoughなど) “〜にも関わらず”

などしっかりと従属接続詞のイメージを持ちながら意味を解釈していきましょう!

このニュアンスを理解して英語でも綺麗な文章が作れると英語の楽しさが一気に増していきますよ♩
毎日英語を勉強してバイリンガルを目指しましょう!