分詞構文(副詞的役割)のイメージをキャッチ




分詞構文のおさらい

分詞構文には

現在分詞(動詞〜ingの形)

過去分詞(動詞〜edの形もしくは過去分詞としてオリジナルの形があるものはそれ”taken”など)

があり、関係詞に似ていましたね!

どちらも名詞を形容(詳しく説明)する役割を別記事では紹介していますので

しっかりと形容詞的用法も理解しましょう!

復習↓

分詞の用法を理解しよう!(形容詞)

分詞構文~現在分詞、過去分詞~関係詞との違い

今回はこの分詞構文で副詞的役割ができてしまうという所をみていきましょう!

副詞とは文をもっと詳しく表すおまけ的な要素でしたね!

それを頭に入れ、なおかつ分詞構文のルール

現在分詞(動詞〜ingの形)

過去分詞(動詞〜edの形もしくは過去分詞としてオリジナルの形があるものはそれ”taken”など)

をしっかり覚えてから今から紹介する用法を勉強しましょう!

副詞復習↓

副詞(Adverb)副詞を理解すれば英語は格段に上達する!

分詞構文の副詞的な用法!時制が一致の例

この分詞構文の副詞というものはどんな時に使うかを今から見て

イメージをキャッチしましょう!

これを理解するには従属接続詞(副詞的役割)についても理解していないといけません!

復習はこちら↓

従属接続詞(副詞節)

まず分詞構文の副詞的役割を理解しよう!

基本的に2つの節(主節と副詞の部分)が同じ主語の時に1つの節の主語の部分を省略し、動詞を分詞の形にすることができる

時制があっている2つの節の時にしか使えない分詞構文の例を紹介!

まずは能動的な文の場合!

When I visited Las Vegas, I went to many casinos

私がラスベガスに訪れた時に、私はたくさんのカジノに行った。

↑時制は合っていますね!”ラスベガスに行った時に沢山のカジノに行った”

考え方はこう!

まずは接続詞をとる

When I visited Las Vegas, I went to many casinos

次に主節(メインの節)の主語を残し、従属接続詞(副詞の節)の主語をとる

When I visited Las Vegas, I went to many casinos

最後に主語が省略されたので動詞”visited”を動詞の現在分詞の形にする!

Visiting Las Vegas, I went to many casinos

↑時制が一緒なのでこの様な文章を作ることが可能なのですね!

2つの事柄が同時に起こる場合!

1つのことが起こっている時に別のことが起こっている場合にも利用することが可能!

この場合も主語が二つかぶっており、

時制が一緒の時なので分詞が使えるんですね!

しかし先ほど紹介した例と違うところは、

“while”を残すところです!

“while”や”when”で〜をしている最中(間に)起きてしまったことを=2つ同時に起きたことを表したいので、“while”や”when”を残すことでその”2つ同時に起きたこと”を強調する働き!

曖昧さをなくす様なイメージ!

Ken fell asleep while he was watching the movie

彼がその英語を見ている最中(間)に眠りについてしまった。

これにも分詞で代用ができます!

Ken fell asleep while watching the movie

この様にスッキリ!

次に受動的(受け身)な場合

受動態(受け身形)の時もこの考えは変わらない!

Since I was asked to play baseball, I joined the baseball team

野球をすることを誘われたので、私はそのチームに入った

接続詞を取ってしまう!

Since I was asked to play baseball, I joined the baseball team

主節の主語は残して従属接続詞(副詞の部分)の主語を取る!

Since I was asked to play baseball, I joined the baseball team

そして先頭に出た動詞を現在分詞の形にする!

Being asked to play baseball, I joined the baseball team

そしてこのBeing+過去分詞の形の場合、Beingは省略できる!

Asked to play baseball, I joined the baseball team.

↑この様な形になる!

否定形の場合の分詞構文の形!

分詞構文の否定形の形の場合はシンプルに文頭に”Not”をつける!

能動態、現在分詞の形

Because I don’t like Ken, I always ignore him

私はケンが好きではないので、いつも彼を無視しています

考え方は先ほど紹介した能動態の形と同じ!

Not liking Ken, I always ignore him

受動態(受け身)過去分詞の形

Since I was not invited to his birthday party, I stayed home

私は彼の誕生日パーティに招待されなかったので、家にいた。

これも先ほどの受動的(受け身の形)の考え方と同じ!

Not invited to his birthday party, I stayed home

シンプルに文頭に”Not”をつける!

*あくまで時制が同じ時はこの様にできる!

じゃあ時制が違う時はどうしたらいいの?

素朴な質問ですね!

時制が違って主節と副詞の従属接続詞の主語が一緒の時は省略できないのか?

実はできます!

しかし、しっかりと英語の時制を理解していないと難しいので、

わからない方は復習↓

英語の時制を理解しよう | 現在、過去、未来、現在進行形わかりやすく勉強!

現在完了形(時制)ある地点から今も〜

時差を表すことのできる分詞構文!

2つの節が起こっていることに時差がある場合は時間のズレを表すために

“having+過去分詞=”分詞の完了形という形にします!

例えば従属接続詞”after”を使う場合

能動態の場合

能動態の場合は”having+過去分詞=”分詞の完了形“の形にしましょう!

After Toshi finished his class, he left school

トシは授業が終わった後、学校から出た

時制を考えるとまずは”授業が終わりましたね”、”その後学校を離れた”

過去→→授業finished his class→→→→→→→学校を離れたleft school →→→→→現在→→→

この様に時差がある場合はこう言い換えることが可能です!

Having finished his class, he left school

受動態(受け身の形)の場合

~される場合はhaving+been+過去分詞の形にしましょう!

Since This pen had been used by Yoshi so much, the pen broke

そのペンはヨシに沢山使われた為、壊れた

過去→→This pen had been used →→→→→→→the pen broke→→→→→現在→→→

時制が違うのでこうなります↓

Having been used by Yoshi so much, the pen broke

時制がずれている場合の否定形の形!

これもシンプルに上の考えに”NOT”をつけてあげるだけ!

Ken had not studied English hard, so he didn’t pass the exam

ケンは全然英語を勉強してこなかったので、その試験を突破できなかった。

能動態なのでこの様な形↓

Not having studied English hard, so he didn’t pass the exam

分詞構文の訳し方のイメージは?

2つ同時に同じタイミングで起こった時の場合に使用する”while”と”when”に関しては

接続詞は省略せずに曖昧さをなくすと先ほどお話に出しましたが、

そのほかのものはどうでしょうか?

接続詞を省略してしまうので訳すと難しく感じます!

あくまでイメージ程度ですが、参考に書いておきます。

イメージを掴むためには従属接続詞を理解しないといけません!

従属接続詞(副詞節)

従属接続詞(副詞)パート2

しっかり復習しましょう!

従属接続詞のニュアンスによって変わってくるので文から意味を捉えられる様にイメージをキャッチしましょう!

理由(becauseなど)”〜なので”

時(whenなど)”〜の時”

条件(ifなど)”〜ならば”

譲歩(thoughなど)”〜ならば”

などこの様なイメージをしっかりと従属接続詞のイメージを持ちながら訳していきましょう!

このニュアンスを理解して英語でも綺麗な文章が作れる様になりましょう!

毎日英語を勉強してバイリンガルを目指しましょう!