形容詞のニュアンスの基礎を確実に捉えよう!
別記事で品詞の基礎的な役割や重要性を勉強しました。
品詞の復習はこちら↓
↑上のリンクはあくまで基本的な品詞な紹介と基本的な使用法を記事にしています。
今回は形容詞の役割をしっかりと見ていきたいと思います!
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形容詞の役割を復習
形容詞はSVC(=Cの部分、be動詞の後ろ)や名詞の前や*後ろに置いて
”その名詞”の状態や様子をもっと詳しく表すことのできる品詞でしたね!
*後ろに置く場合は分詞構文でやりましたね!
形容詞と他の品詞を合わせて2語以上で(形容詞(分詞)+(名詞)副詞など)説明する場合は
後ろにおくルール!
しっかりとニュアンスを捉えましょう!
まずは
形容詞を名詞の前に置こう
これがみなさんがよく使う一般的なやつですね!
形容詞を名詞の前に置いてその名詞の状態や様子を詳しくする(修飾する)形
見て見ましょう!
形容詞一つだけ
I bought a new car←new carのnewは新しいと車の状態や様子を表していますね!
私は新しい車を買った
形容詞を何個か並べる
She has a new smart laptop←laptopの様子や状態をnewとsmartで説明
彼女は新しくて高性能のノートパソコンを持っている。
↑形容詞は何個も複数で表すことができる。
形容詞を名詞の後ろに置こう
次は苦手な人が多いと思うこの名詞の後ろに形容詞などを置くケース。
これは形容詞を何個も並べて後ろに置くのではなく、
(形容詞を複数個は名詞の前に入れられると上でやりましたね!)
他の品詞と合わせて2語以上の時にこの形にします!
それを頭に入れておけば難しくありませんよ!
下のリンクで勉強したことを頭に入れていると分かりやすいです!
逆にいうとこの形容詞を理解していないと分詞構文は理解できないということですね!
例文を見ていきましょう!
Ken is a teacher popular with his students→形容詞+副詞(前置詞+名詞)
ケンは生徒に人気がある先生です
(生徒に人気がある)←形容詞(状態&様子)先生←名詞
I like the guy playing baseball over there
私はあそこで野球をしている男性が好きです
この文は現在分詞を使用
(あそこで野球をしている)←形容詞(状態&様子)男性←名詞
そうです!
形容詞というのは名詞を詳しく説明しているものということ!
なので分詞も形容詞の役割ができまた関係詞も形容詞の役割をしていましたよね!?
関係詞はその前にある名詞を詳しく説明するものです!
これで全て繋がりますね!
語の後ろが~thing, ~one, ~bodyなどの(代名詞)場合
また語の後ろが~thing, ~one, ~bodyなどの(代名詞)場合は、
特殊な例ですが(単独の形容詞でも)形容詞を名詞の後ろに置くというルールもあります!
I would like to drink something cold→coldは形容詞、somethingが代名詞
何か冷たいものが飲みたいです
次にSVCのC(補語)の位置に
SVCのVがbe動詞の場合
SVCはbe動詞などを利用してイコール関係に繋ぐのがベースとしての考えですね!
それによりCの補語が主語の名詞を説明できるニュアンス!
なのでシンプルな形としてはこんな感じ↓
Ken is smart→Ken=smart
ケンは頭がいいです
SVCのVが自動詞の場合
このSVCが自動詞の場合と書きましたが、少し注意が必要です!
この形も先ほどのbe動詞の場合とあまり変わらずS=Cというニュアンスですが、
自動詞の意味合いも残してあげます!
SVCで使える自動詞は限定的です。
条件としては以下の通り
状態や継続をあらわ自動詞
よく使用する代表例の一部↓
keep(ずっと〜のまま)、stay(とどまる(状態や場所に))、seem(〜のように見える)
remain((状態)~のままだ)など
She seems(自動詞) sad(形容詞)→She= sad でseemは見えるという意味
彼女は悲しそうに見える
The students keep silent while their class
生徒たちは授業の間静かにする。→静かな状態を続けた
変化を表す自動詞
よく使用する代表例の一部↓
turn(〜になる)、grow(成長する)、get(達する)
His face turned pale after we had beer→paleは形容詞で青白い
私たちがビールを飲んだ後、彼の顔は青ざめた
I’m getting hungry→自動詞+形容詞
お腹すいてきている
知覚や感覚を表す自動詞
別記事で知覚動詞+人(もの)+動詞の原形を使った形をやりましたので
そちらもチェックしてください!
今回はその知覚動詞の後ろに形容詞を置く形を紹介しますね!
この形はいい匂いだね!など日常的に使うので要checkで!goo
よく使用する代表例の一部↓
feel(〜を感じる)、smell(〜の匂いがする)、taste(〜の味がする)
look(〜に見える)、sound(〜に聞こえる)、
The stakes smell good→goodが形容詞
そのステーキは匂いがいいね!
I feel cold today→coldが形容詞、寒い=風邪気味かも知れませんね
今日は寒く感じる
こんな感じで形容詞のニュアンスを掴めば今まで表現できなかった
微妙な表現や英語での会話の際にもっと詳しく名詞のことを説明できますね!
形容詞の見分け方
形容詞も名詞同様、語尾の形を見れば形容詞かどうかがわかりますので、
英語のテスト対策のためにも覚えてしまいましょう!
~al 〜の natural (自然の)
~ish 〜っぽい boyish(男っぽい)
~ic 〜的 romantic (空想的な、ロマンチック)
~ful 〜に満ちた、〜の性質の Skillful(熟練した)
~ous 〜の多い、〜の特徴のある Serious(真剣な)
~less 〜のない mindless(心無い、無知な)
~ive 〜の傾向がある sensitive(敏感な)
~able, ~ible 〜できる、〜に適した understandable(理解できる) visible(目に見える)
副詞と間違えやすい形容詞に注意!
副詞とかなり間違えやすい形容詞を紹介しますので頭の中に入れておいてください!
名詞+ly
~ly 〜らしい、〜のような motherly(母親のような) Scholarly(学者らしい) Cowardly(臆病な)
名詞+ly
定期的に起こること
~ly hourly(毎時間の) Daily (毎日の) yearly(毎年の)
上で紹介した副詞と間違えやすい形容詞は
英語のテストではひっかけ問題として出題されることもあるので覚えといてくださいね!
こんな感じで形容詞を理解すればもっと名詞を説明できるし、
さらに状態等を詳しく表現することができるので空いている時間にしっかりと掴みましょう!
毎日英語!