ちょっと待って!一度復習してみよう英文法、否定文の綾





否定文に対して、皆さんはどんなイメージを持っていますか?


これに対する感覚は日本語と英語の違いがいくつか存在します。

特に間違えやすいところを2つ紹介していきますので、一緒に見ていきましょう!



■思う?思わない?

「私、彼が良い人ではない思うんですよね…」

この表現、皆さんはどうやって英語にしますか?

英語の中でもどこに否定を置くかで相手に伝わる印象が変わってきます。

逆に言えば、否定を置く位置によっては意味が違って伝わってしまうのです。

↓↓↓

“私は思う”だから、まず “I think” を文頭に持ってきて

そして “何を思うのか”=目的語=名詞を動詞の後に続けるから

I think that he is not a good guy.

「彼はいい人じゃないと思います。」

日本語に沿って考えるとこれが相応しいっぽいですよね!

文法として、間違いは1つもありません。

ですが!

これは意味レベルで考えると、割と強い意見(主張)になっているのです。

特に注目して頂きたいのが「よね…」の部分!

これって日本語の会話だと断定避けるためにあると思いませんか?

「私は彼がいい人ではないと思います。」だと

彼はいい人じゃない!以上!

という感じに聞こえません?

英語でも同じように

I think that he is not a good guy.

だとダイレクトすぎてしまうのです。

“he is not a good guy” = 彼はいい人ではない

と、内容を直接的に否定してしまっているからです。



ここで覚えておきたいのが、

think / believe / suppose など、「思う」系の動詞を使う時

ただ、そんなに圧はかけたくない…という時には

<I don’t think / believe / suppose that +肯定文> にしてあげて下さい。

これにより断定を避けることが出来る

なおかつ、きちんと自分の考えを相手に伝えることができるのです。

「みんなはどうか分からないけど、あくまで私は、ね!!」というニュアンスです。


同じように、「彼、明日はパーティーに来ないと思うなぁ…」と言いたいとき。

先ほどと同じように考えると、ニュアンスを和らげたい場合に

どこにnot を置くのがベターか、もう分かりますよね?

I don’t think that he will come to the party tomorrow.

が、断定を避けた柔らかい伝え方ですね!


今までのことを踏まえると、これはどう聞こえますか?

I think that he will not come to the party tomorrow.

これだと、確実に、100%来ないよって感じがしませんか?


むしろ来ないように念を押しといた!ぐらいな感じ。

ではこれも見てみましょう。

I don’t think that I can do it.

I think I can’t do it.

違いが見えるようになってきましたか?

上の文章のほうが、出来そうな可能性が2ミリくらい見えるのに対して

下の文章はそもそもやる気がなさそうな雰囲気が醸し出ています。


いかがですか?

“not”ひとつで文章全体の意味合いが異なってくることが分かりましたね!

いくら英語が主張の文化だからと言って

ビジネスのシーンや柔らかく伝えたいときなど

ニュアンスをうまく伝えられなければ

単に自己主張が激しい、口調が鋭い人になりかねません。


そんなところで損したくないですよね!?

英語は日本語ほど相手の意図を汲み取る文化は根強くありませんので

自分のニュアンス・意図を的確に伝えてあげましょう。





■ Yes?No?

否定に関連してもうひとつ、

主にコミュニケーションの中で間違えやすいところがあります!

ずばり、質問への答え方

ここを間違えてると

お互いに勘違いを生んでしまいますので、要チェックです!

まず、英語と日本語では答える対象が違います。

英語では、質問文の中のSがVかどうかを答えます。

シンプルにDo you…?やAre you…?

で聞かれた際は特に問題ないかと思うのですが


否定形を使って会話のキャッチボールが飛んできたとき。

You don’t know this!? 「これ知らないの!?」

Isn’t he here now? 「彼ここにいないの?」

Can’t you sing? 「歌えないの?」

ぜひ一度日本語の感覚を捨てて、英語の感覚で答えてあげて下さい。



ここで答えるべきは相手の質問に登場するSがVするか否かです。

なので、最初の質問…というか投げかけ

You don’t know this!?



あなたが 知っていれば →Yes, I do (I know this)

あなたが 知らなかったら →No, I don’t (I don’t know this)

他2つの質問も同様です。

彼がここに居れば→Yes、居なかったら→No

あなたが歌えれば→Yes、歌えなかったら→No

と答えてあげて下さい!

対して、例えば日本語で「この映画知らないの?」と聞かれたとき。

見たこと有る→「いいえ、知ってます。」

見たこと無い→「はい、知らないです。」

と答えますね?

つまり何に対して答えてるかというと、

はい=見たこと無い=あなたの言ってることは正解です

いいえ=見たこと有る=あなたの言ってることは間違ってます

日本語では自分の動作ではなく

相手の質問に対して<正解か不正解か>を答えています。

日本語と英語では文化や習慣が大きく異なるため

言葉にもそれに関連した違いが出てきます。

英語ではこんな考え方をしているんだな!と割り切る必要も、ときに出てきますが

感覚をクセにして、自由に扱えるようにしていきましょう!



Have a good one!!

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