今回は “of” “from” “about” のイメージをつかんでいきましょう!
基本の前置詞シリーズとしては最終回です!
まだまだ色んな前置詞がありますが、
まずはパート1からご紹介してきた基本の10個を使いこなせるようになりましょう 🙂
〜前置詞の基本情報の確認〜
前置詞は必ずどの品詞とセットで使いますか?
また、セットになるとつまり何詞として働きますか?
ここがクリアできたら第3弾の前置詞に行きましょう!
忘れてしまった方、まだ不安な方は一度、前置詞パート1に戻って
おさらいをしてから進みましょう★
Of
of = 所属を明確にする 「〜の」
サッカーチームのメンバーたち、や、その本の値段、など
「〜〜 の ・・・」と、それが何に属しているのかを明確にするために “of” が使われます。
of の前後でどちらが所属先なのかが混乱してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは前置詞のルールを思い出すとスッキリ解決です。
前置詞は直後の名詞とセットで働きます!
なので、of の次に来るのが「〜の」に当たる部分です。
日本語とは逆!と覚えましょう!
もしくは、魔法の言葉 「A of B は B の A」を不安になった際に唱えましょう 🙂
では、最初に出した例を英語に直してみましょう!
「サッカーチームのメンバーたち」
members of the soccer team
「その本の値段」
price of the book
他にも・・・
「このプロジェクトの問題点」
problem of the project
「その試合の勝者」
the winner of the game
イメージは掴めました??
英語は核となる部分を先に出す性質があるので
言いたいコトのどこが核か・・・?
つまり、絶対に言わないと何の話か分からない!という名詞を先に出してあげましょう!
From
from = 起点から出発する 「〜から」
“from” はどこか(何か) がスタート地点があって、そこから出発する(離れる)
というのが、コアのイメージです。
分かりやすい例としては、乗り物や出身地をいう場合
「この電車は東京駅から来ました。」
This train came from Tokyo station.
→電車が東京駅を出発してここへ来た!ということが伝わりますね!
「私は神奈川出身です(日本から来ました)」
I am from Kanagawa.
→これは神奈川以外にいる場合特に分かりやすいのですが、
元々は神奈川で生まれ育って、そこから出て来ています。という直訳になります。
このイメージを根底に持って、出身を言う際は、”from” を使いましょう 🙂
他にも、
「私は家から自転車で来ました」
I came here by bicycle from my house.
「私の視点(意見)では、英語を学ぶことはとても良いです」
From my point of view, learning English is very good.
About
about = ざっくり囲う 「〜について」「約 / およそ」
“about” と聞くと、〜について!と結びつけたくなりますが(結びつけてOKなのですが)
ニュアンスとして、その事柄についてきちんと細かく網羅すると言うより
フワッと、ざっくりと、その周り(関連すること)も含め大体の範囲を指します。
重要なポイントがあったとすると、その周りを少し大きめに囲うイメージです。
「私の身長は大体160センチくらいです」
My height is about 160cm.
「私は私の趣味について話します」
I will talk about my hobby.
→趣味だけではなく、きっかけや趣味にまつわる色々な話題にも触れて話す、と言うイメージです!
※「〜について」をざっくりではなく、
ピンポイントを表して言いたい場合は “on” を使います!
少し硬めのシチュエーションや特化して指したい場合は “on” です!
例えば、
「この問題についてのミーティングをしましょう」
Let’s have a meeting on the problem.
のようになります!
お疲れ様でした!
基本の前置詞はこれで終了です!
何度も繰り返しますが、英語の文章をより詳しくにするためには
おまけ = 副詞の情報をいかに続けられるか、が重要な鍵になってきます!
この前置詞のイメージを持っていれば、
「あれを言いたいけどどうしたら良いんだろう・・・」
というモヤモヤも徐々にクリアになっていきます!
どんどん練習して英語を自由に使えるよう、一緒に頑張りましょう!!!