関係詞の制限用法と非制限用法
この関係詞の制限用法と非制限用法は何かと言いますと、
簡単に言ってしまえば、
“,”カンマが(関係詞S+V)の後ろに入っているかどうかということなのです。
関係詞非制限用法
長文読解などをしていると、
This song, which I like, is famous all over the world
こんな形を見ることもあるのではないでしょか?
↑カンマあるの形を非制限用法と呼ばれています。
関係詞制限用法
This song which I like is famous all over the world
カンマ無しでも表すことができあますよね?!
そして↑カンマ無しの形を制限用法と呼びます。
非制限用法を訳す際の捉え方のニュアンス
一言で説明するのはすごく難しいのですが、考え方のニュアンス的には、
非制限用法は
補足的に説明を加えたい、
ひと呼吸を置いて説明を付け足す
ようなニュアンス。
ただそれだけの違いなので、カンマ有り=非制限用法だろうと
無し=制限用法だろうと、関係詞の本質は一緒!意味も変わることはない!
非制限用法で表すことのできるもの
そして関係詞の中でカンマ有り=非制限用法で表すことのできるものは
↓
“who” “which” “whose” “where” “when”
非制限用法ができないもの
逆にいうと残りの↓
“that” “what” “why” “how”
には非制限用法は無い!
もっと例を見てみよう!
The company opened a branch in Japan, where the CEO lives
その会社は支店を設立した、そこは(日本)CEOが住んでいる
The company, which opened a branch in Japan, is known as “Great American company”
日本に支店をオープンさせた,その会社は”素晴らしい”アメリカの会社”と知られている。
先行詞をどう使い分けているかをハッキリさせているような感じを明確に表している。
そして丁寧に説明をしているニュアンスを感じます。←一つ呼吸を置いて説明する感じ。
I have a brother, who lives in Toyama
私には弟がいます、それで、その弟は富山に住んでいます。
↑ひと呼吸置いて、補足で説明している形=非制限用法
I have a brother who lives in Toyama
私には富山に住んでいる弟がいます。
ひと呼吸置かないパターン=制限用法
非制限用法の訳し方としては=,(カンマ)関係詞+S+V
それで=カンマというふうに考えても簡単かもしれません。
*ひと呼吸を置くと考えるため。
I have a brother, who lives in Toyama
私には弟がいます、それで、その弟は富山に住んでいます。
英検やTOEICなどのテストになるとこの関係詞の用法が出てきますので、
しっかりとニュアンスを掴んで、長文も読むスピードをあげて英語を伸ばしましょう!